手織に明け方までかかり、それからお風呂に入り、もういっそこのまま起きていようかとも思ったけれど、長いこと入れっぱなしだったコンタクトレンズをはずしても目がショボショボだったので、だめもとでベッドに入ってみたら、意外とすんなり入眠。でも2時間ちょっとで起きる時間。
今月最初の手織教室は、これまで何年も利用してきた施設が移転のため休館中で、近くのレンタルスペースを初めて利用。受付などは一切なく、鍵もかかっていないドアを開けると会議室とその奥にトイレ等のスペースがあるだけ。入退室は監視カメラで管理されているという。入口のドアは看板で一部隠れているだけで、その下からのぞけば中が見えるので、誰も利用していないときに予約なしで勝手に出入りしたとしたら、監視カメラで映していても、それが誰だか分からないわけだから、やっぱり不用心なんじゃ? いや、スタッフがきっと近くにいて、何かあれば飛んでくるんじゃ? とか言いながら、全員出席でわいわいと。
小さなスペースだけど、少人数なので十分。机も織り機を置ける広さがあって問題なし。使用料も休館中の施設より安く済むので、次回、移転後の新しい施設を使ってみて、今後どちらを使うか話し合って決める予定。
あれこれお喋りしながら、経糸の端を房に結ぶ作業。網代織りのバリエーションに他のメンバーも興味を持ってくれて、ネットの写真をもとに整経したもので織り図は作っていなかったから、その場で簡単な図を書いて説明。私も、今回は溝の幅が広いプラ筬だったのを8羽の筬に替えてまた挑戦してみるつもり。
帰りにタリーズに寄り、図書館で借りた中野京子著「運命の絵」を読み終えた。「怖い絵」をはじめ何冊かシリーズであるのは知っていたけれど、どれも今まで読んだことがなかった。面白かったから、他のも読んでみようかな。
ケーキの材料を買って帰り、明日の絵の教室用にいちごのパウンドケーキを焼く。レシピの倍量で作ったのに、生地を2つの型に分けて入れようとしたらやけに少ない。レシピには「パウンドケーキ型1つ分」とあるだけでサイズの記載がなかったから、うちのが大きい型なのかも、と思い、倍量の生地を1つの型に入れてみる。心配だから焼きながらこまめにのぞき、だいぶふくらんできてもまだ余裕がありそうだから安心してちょっと目を離したら、最後の最後にあふれてしまった。く~っ。
見栄えが悪くなってしまったし、型2つで1つはお土産用にするつもりだったから、幸い材料がまだ残っていたのでレシピ通りの分量でもう1回。当然、倍量のときより小さくなったけれど、それなりの高さ。てことは、最初から型2つでよかったのか。二度目のく~っ。
あふれた部分をカットし、その断面をかくすためにアイシング。カットした余計な部分を試食してみたら、味はまあまあ。フレッシュないちごの甘酸っぱさがいい感じ。喜んでもらえるといいんだけど。写真では、かくしたい部分は裏側に。