まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

3大テノール

何日か前に新しい案件の見積り依頼があって、見積もりに対するクライアントからの返信は週明けになりそう、とのことだったので、月曜日に寝坊をして朝イチの連絡への返信が遅れたら申し訳ない、と9時前に起きて待機していたのだけれど、残念ながら連絡はなく、手織りを進めながら引き続き待機。

連絡がないまま午後になり、14時半すぎにヨガスタジオへ。連絡があった場合に備え、いつもは持参しないスマホをバッグにポン。

美律ホルモンヨガのクラスは15時10分からで、いつもどおりレッスン前にストレッチをしていたら、ルーティーンが終わらないうちにレッスン開始。あれ? と時計を見たら15時ちょうど。ん? でもまぁ、遅れるよりはいいか、とそのままレッスン。9人だけでのびのび。終了後に10分ヨガもあり、気持ちよくストレッチ。特に誰も指摘しなかったんだけど、単なる勘違いだったのかしらん? 

結局、夜になっても連絡はなく、ガッカリしつつ再び手織りを進めながら、メトロポリタン・オペラの配信を観る。1982年の「ラ・ボエーム」で、ロドルフォはホセ・カレーラス! 3大テノールのうち唯一カレーラスだけまだ舞台の映像を観たことがなかった。「ヴェルサイユの幽霊たち」でマリー・アントワネットを演じたテレサ・ストラータスがミミで、ドミンゴのデ・グリューを相手にマノン・レスコーを演じたレナータ・スコットのムゼッタ。マルチェロ役のリチャード・スティルウェルは「はじめまして」だったけど、ドン・ジョヴァンニやヴォータンなどの大役をこなしているジェームズ・モリスのコッリーネ。いつものゼフィレッリ演出なのに、ディテールに様々な工夫があり、カメラワークや字幕も含めてとても良かった。特にカルチェラタンの場面では、舞台上にいた人数がこれまでに観た中で最大だったんじゃないかしらん。ムゼッタが馬車で登場したり、ピエロや軍隊の行進その他、とにかく華やかで、観客の熱狂もものすごかった。カレーラスは最近の写真しか観たことがなかったので、若き日の映像がとても新鮮。いいもの観たわー。

そんな今日の空。

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