まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オペラを観ながら

昨日に続いてホットヨガ。正午からのリンパリフレッシュヨガ。バームを使うクラスは久しぶり。昨日の「上半身スッキリヨガ初級」よりも軽いプログラムで、ゆったりとストレッチ。

帰宅後、ガストで日替わりランチのあと、「大奥」原作コミックスの最終巻を読む。大奥の終焉。赤面疱瘡の流行で男の数が激減した結果、やむなく将軍となって奮闘してきた女たちの苦悩の歴史を知りもせず、「無能な女を将軍として戴くような幕府じゃから力のある者が人の上に立てんとじゃ!」だの「女に作られた恥ずべき歴史を無かった事にするためには徳川を徹底的に潰さなならんのです!」とのたまう西郷隆盛、許すまじ! と熱くなる。いやいや、これはよしながさんの創作だから。落ち着け自分。

思わずため息が出るような思いで読み終えたあと、図書館で借りた2冊のうち村田沙耶香さんの「地球星人」のほうから読み始めたら、これまたすごい展開。既読の作品の世界観とつながり、登場人物にも共通点がある。これだから、他の作品も読みたくなっちゃうんだなぁ。

帰宅後、ウィーン国立歌劇場の久しぶりの無料配信を観る。リゲティの唯一のオペラ作品である「ル・グラン・マカーブル」。ネクロツァール役のゲオルグ・ニールは「ウリッセの帰還」や「オルフェオ」にも出演していた人で、すぐに分かった。もうひとり、「カルメル派修道女との対話」でコンスタンスを演じていたマリア・ナザロアがアマンダを演じる。そのほか、アストラダモルス役のヴォルフガング・バンクルや黒大臣役のハンス・ペーター・カマーラーもこの劇場ではおなじみ。ヴィーナス役の衣装は移動が大変なんじゃないかと思うぐらいに大きく広がり、舞台全体がとても華やか。物語は荒唐無稽ながら、英語の字幕でも十分に楽しむことができた。

観ながら手織りを進め、チェック柄にするため、緯糸をグラデーションから単色に替え、またグラデーションに戻したところまで。