まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ゴールイン

明日寝坊しないように今日のうちから早目に起きて、CSで「コウノドリ」シーズン2の一挙放送(前半)を見ながら手織りの続き。もうあとひと息というところまできていたので、それほど時間をかけずにゴールイン! 先生にお借りしたサンプルよりずっと地厚になった織地を織り機からはずして広げてみると、裏側を見ながら織るしかなかったので間違いに気付きにくく、慎重に織ったつもりでもやっぱり間違いがあちこちに…。

写真の下のほうにある4段の横線は、先生のサンプルにならい、緯糸を替えてみたところ。でも、単色のモーヴと変わり糸との並べ方を間違えたせいで、本来は単色の縞はそのまま残るはずが分断されてしまい、緯糸をモーヴ1色にすると別の部分の配色が変わってしまうため、サンプルと同じようにするのはあきらめざるを得なかった。また、変わり糸も足りなくなりそうなのでこの模様を続けるとその分、変わり糸だけを消費してしまう。迷った末に、ちょっとだけアクセントのつもりで4段だけ残したはずだったのに、上のほうに1段、変わり糸が入ってしまったのは完全に間違い。織り機からはずすまで気付かなかった。

ただの縦縞ではなく、1本1本の縞がぷっくりとふくらんで見えるのがこの模様の面白いところなんだけど、写真だとイマイチ分かりにくいかな。

手織教室の前に織り終わって安心したので、コウノドリが終わったところでコメダ珈琲へ。読書にいそしみ「青べか物語」を読み終えた。浦粕(うらかす)とされている物語の舞台は発音から連想されるとおり浦安のことで、山本周五郎が実際に住んでいたという。「はじめに」と「おわりに」の間に30篇もの短編が並び、浦粕を去ったあと再訪した様子が「おわりに」で描かれ、最後の「三十年後」で再再訪の様子を描いている。実体験に基づいているからこそのリアリティ。

帰宅後にはのんびり過ごし、明日の歌舞伎座に備えて早寝。おやすみなさい ☆