昨日に続き、今日も手織りに専念。緯糸は、2つの玉から1本ずつ糸を取り、2本取りにして杼に巻き、織り進めてきたのだけれど、その巻いた分を使い切ってしまった。残り1玉しかないので、その両端の糸を引き出し、再び2本取りにして巻く。この色の糸はこれで最後。足りるかなぁ。足りなかったらどうしよう。
緯糸を継ぎ、織り進めているところへ、手織教室の先生からメッセージが届く。急用で明後日の教室は欠席せざるを得ないとのこと。あらら~。教室のグループLINEではなく私に連絡をくださったのは、先生がお休みだと分かると、アドバイスがほしいのにもらえないなら自分も休んじゃおうという人がいるかもしれないという心遣いかしらん。勝手な想像だけど、あながちハズレでもないような気がする。
引き続き織っていたら、ずいぶん前の段に間違いを見つけてしまった。
写真の白い丸で囲んだ部分。ここだけ緯糸が長く浮いているのに気付かないまま、そのあと40段近く織ってしまっている。がっくり。
入り組んだ模様なので、遠目で見ればそれほど目立つわけではない。でも模様に立体感があるため、ある程度の距離だとくっきり見える。なにより自分がこの間違いに気付いてしまっている。ストッキングの伝線と同じで、気付いてしまったらもう気になって仕方がない。結局、ほどいてやり直し。この模様は12段ずつの繰り返しで、間違えないよう慎重に進めているつもりなのに、時々こうしてやらかしてしまう。
ランチには、牡蠣のジェノベーゼをパスタに和え、さらにジェノベーゼソースをプラスしてみた。松の実がほしいところなのに、切らしていて残念。おうちごはんとしては上出来。
録画の消化をしつつ織りながら、まる子&サザエさんに続き、WOWOWで「犬王」を観る。完全な創作だと思っていたら、犬王という能楽師は実在し、実際に観阿弥・世阿弥と人気を二分していたそうな。古川日出男さんの小説「平家物語 犬王の巻」を題材とし、さらに能楽師をポップアーティストさながらに描く異色的なアニメ映画。ドラマのヒット作を連発している野木亜紀子さんの脚本と分かって納得。面白かった。気になりつつも映画館で観るのは見送った作品なので、WOWOWに感謝。
日付が変わってしばらくした頃にようやくゴールイン! 緯糸をすべて使いきった。経糸にはまだ余裕があり、あと6~7cmぐらいは織れそうではあるものの、緯糸の色を変えてまで織り続ける必要はないと判断。織り機からはずしてみたら、A4サイズが余裕で入るバッグも作れそうな長さ。無理して色変えしなくて良かった。
火曜日の手織教室までに1日残してゴールイン。頑張りましたー。