まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-12-15

昨日ようやく、細いエジプト綿で緻密な柄を織り込んでいく作品を織り終えたので、すぐに次の作品の準備。このところしばらく、織り終えた作品の織り図のファイル整理を怠っていたから、まずはそれから。手帳やブログの記録をもとに、織った順に織り図をクリアファイルに綴じ込み、作品の写真をプリントして織り図に添える。ずいぶんたくさん織ってきたなぁ … と変な感心をしてしまう。

綴じ込んだ織り図を見返し、まだ手がけていないたくさんの織り図にもひととおり目を通し、挑戦してみたいと思った織り図を何枚か抜き出し、念のため手元に何冊かある手織の本も参考にしながら、次にどの作品を織るかを慎重に検討。

手持ちの糸で織れるかどうかがポイントで、ひとまず手織の本の中からひとつ選んで、細いコットンの白を経糸に選び、1cm に6本の溝がある筬を使って 180本を整経。

筬通しもタイアップも終え、いざ試し織り。経糸緯糸で隠れ、緯糸だけでクッキリとした模様が浮かび上がる…はずなのに、経糸がちっとも隠れてくれない。むむむ。緯糸をコットンからウールに替え、さらには太めのウールから細いウールにも替えてみたけどやっぱり経糸が丸見え。ちょっと待って。前にもあった。こんなこと。

調べてみたら、今年の1月に同じトラブルに陥り、あちこちの手芸店を回って何種類もの糸を試し、ユザワヤオリジナルの毛足の長いソフトな糸でどうにかこうにか成功したバウンド織りと同じ原理の織り方だった。また同じ苦労をして同じような糸でできたとしても満足のいく作品にはなりそうにないから、もうスッパリあきらめよう。

でもせっかく張った経糸を無駄にしたくないので、この経糸で、この整経でできる作品はないかと再び手元の織り図をチェック。さんざん迷い、たどり着いたのはメダリオンという織り方。もう何年も前に一度だけやったことがあるのだけれど、そのときは指定されたラメ糸が細すぎて、モスグリーンの毛糸にほとんど埋もれてしまい、メダリオンの柄がきれいに出なかったので、再挑戦。

どうにかうまくいきそうかな、と見通しが立ったところで今日はおしまい (^^)