まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

読書にオペラ

夕べ寝るのが遅くなり、ほとんど明け方にずれ込んでしまった。9時半にセットしたアラームで目が覚めたはずだったのに、うっかり二度寝してしまい、ハッと気付いて時計を見ると、11時25分近く。12時からのホットヨガを予約していて、いつもなら40分前に家を出るのに、その時間をもう過ぎている!

幸い夕べのうちに荷物の支度はしておいたので、急いで着替え、10分足らずの間に家を出ることができ、レッスン前に身体を温める余裕もあった。やれやれ。

前半はマッサージ中心で、後半もゆるやかなポーズが多いリンパリフレッシュヨガで気持ちよくストレッチ。

図書館で借りた宮部みゆきの作品集、明日が返却期限なのにまだ読み終えていなかったので、帰宅後に読書タイム。8編のうち残っていた2編を読み終え、読了。名作揃い。このまま返却してしまうのがもったいないような気がして、ひとつひとつの物語の登場人物やキーワード、あらすじをまとめ、自分のアドレスにメールで送信。思ったより時間がかかってしまったけども、楽しい作業。

そのあと、OTTAVA.TVで配信がスタートしているウィーン国立歌劇場のオペラ「ルサルカ」を視聴。3日前に「レオノーレ」を観たばかりなのに、忙しい忙しい。72時間の限定配信だから、時間のあるときに観ておかないとね。

人魚姫の物語のバリエーションで、メトロポリタン・オペラのライブビューイングでも観たことがある作品なんだけど、印象がまったく違った。まず、人間になった代償として口がきけなくなったルサルカの前で、男女1組のバレエシーン。これが意味不明だった。また、ルサルカが城を離れた後、外国の王女にも去られ、病人のようになってしまった王子を助けてもらおうと、人魚のルサルカを人間の娘に変身させた魔女イェジババを城の料理人と庭番が訪ねてくる。この料理人が魔女に殺され、その血を森の精たちが啜る場面があり、血に染まった両手が毒々しい。こんな場面、MET版にはなかったはず。さらに、ラストで王子が死を覚悟でルサルカにキスを求める場面では、王子が木の柱のようなところに縛られ、その顔に黒い布がかけられていて、まるで囚人のよう。なぜに?

とまぁ、演出に疑問な点はあったものの、レオノーレの時のようにブーイングが起こることはなく、むしろ大好評だったみたい。ルサルカはオルガ・ベスメルトナ、王子はMETでもウィーンでも引っ張りだこのピョートル・ベチャワ、魔女のイェジババは、同じウィーン国立歌劇場の「ヘンゼルとグレーテル」でも、ラプンツェルのバリエーションの「ペルシネット」でも魔女を演じていたモニカ・ボヒネク。同じ魔女でも作品によってまったく違い、それぞれに迫力満点。すごい!

観ながらチクチク。土台の糸をグラデーションにした場合に、その効果を活かせる模様をあれこれ考え、リトライしてみた。

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昨日のグルグル模様よりはスッキリしてる…かな。