■

夜なべしてなんとか整経を終えたあと、経糸の本数によって織地の幅が変わってくるため、本数が足りているかどうか、ちょっとだけ織ってみて確認しておこう、と織り始めたら、経糸の上下を分ける開口部がなぜだかうまく開いてくれなくて、わずか３段そっくり同じに織るだけなのに、どこかしらで目が飛んでしまって失敗続き。む〜。

その都度ほどいて降り直しているうち、気が付けば朝の８時を回ってしまい、もう寝ている時間はないかしらねぇ、と考えながら挑戦し続け、でもコンタクトレンズが限界に近づいてきたのでここまでとあきらめ、もう10時近くなってからすぐに出かけられるように支度を済ませ、１時間だけ仮眠をとる。ＺＺＺ…。

アラームでしゃっきり起きて、天気予報では午後から雨なので迷ったけれど、空はスッキリ晴れているので自転車を飛ばして手織り教室へ。

３人めの骨折の方はまだ療養中で、先生から連絡がないけど今日も病院かしらねぇ、と他のメンバーで話しながら進めていると、２時すぎに先生がいらして下さって、すっかりやせてしまわれたのでみんなビックリ。なかなか食欲が戻らずに５キロ以上落ちてしまったそうで、それ以外は痛みその他の症状がまったくないとのこと。これから涼しくなって美味しいものがたくさん出てくるから、しっかり食べてお元気になって頂かないと。

帰る時間には空がどんより。降り出す前に帰り着いた。ひと息ついたところへ、仕事のメール。いいタイミングだなぁ。このところ依頼が相次いでいる同じクライアントの案件で、いつものエクセルではなくワードで作業ができる内容。これを受注した直後に、古巣のオフィスの知らない先生から、「ＯＢの皆様へ」という珍しいメールがＢＣＣで届いた。これまでに例のないケース。所内で処理できない翻訳案件はこの人達に、みたいなお達しが出たのかしらん。横のつながりがほとんどないので、そういう元スタッフの数も名前もまったく分からない。急ぎの案件だったので今回はパス。

そろそろ涼しくなるはずなのに、まだムシムシ。長い夏だわぁ