8月は例年、手織教室は第1火曜日のみで、お盆に近い第3火曜日は夏休みにしていたのだけれど、今年は何か月もブランクがあったので、参加できる人だけでも、と第3火曜日の今日も会場予約をしたところ、欠席は1人のみ。
皆さんの作品を見せて頂くのも楽しみのひとつで、先生は「手織りの組織図事典」に掲載されている組織図をもとに、素敵なスカーフ。表と裏とで柄が違い、どちらも表として通用するリバーシブル。ところが、これで合っているのかどうか、と先生。この本、多色織りの場合でも組織図に色の指定がないため、経糸と緯糸の配色は自分で判断しないといけない。その判断が間違っていると、本の写真と同じ模様にはならない。結果的に素敵なものが仕上がっても、なんとなくモヤモヤする気持ち、よく分かる!
ブックカバーの織地の経糸をどう処理すればいいか、先生にアドバイスを頂く。片側は、折り返して表紙を差し込むポケットの内側になり、経糸の端は見えなくなるから、いちいち織地に経糸を入れ込む必要はない。そこで、黒2本と白2本の4本ずつを房結びしたあと、1cm弱を残してハサミでカット。その結び目のきわを折り返し、黒糸で縫い止める。もう片側は、本の厚みに応じて裏表紙に沿う形で見える場所。でも織地に経糸の端を入れ込むより、同じように房結びをしたあとテープで隠したほうがきれいかも、とのこと。なるほど、と同じように房結びをしたあとハサミでカットし縫い止めて、教室ではここまで。
さて、帰宅後。房結びのボサボサの端を「裁縫上手」(手芸用の接着剤)で織地に固定した上に、ポケットの内側に入るほうは黒のフェルトで、もう片側は、裏表紙を固定するためのテープと同じ黒のテープで房の端を隠し、ポケットの上下を黒糸で縫い止め、テープも手でチクチクと織地に縫い付ける。これで一応でき上がり…なんだけど、シンプルすぎて地味なので、ムーミンのシールワッペンをぺったんこ。
続いてニャンドゥティのほうも進め、ウェボに囲まれたアーモンド型のドイリーをチクチクし終えた。布の余白でアクセサリーを作るつもりなので、糊付けはまだおあずけ。
というわけで、今日は2つの作品がゴールイン ♫