まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

手織/ソーイング

4枚綜絖がない分、ちょっと軽めの織り機を斜めがけにして、いつも通り早めに家を出てサイゼリヤでランチ。チキンのサラダと、野菜ときのこのピザの組み合わせ。ちょっとボリュームが多すぎた。食後には「コンビニ人間」の続きを読み、意外な展開で、私には無理だわー、と思いながら読み進め、時間を見計らって手織教室へ。

アヴリルのキットで進めているもじり織りのマフラー。織り図通りに1つめのもじりが終わったところで、気になる点が2つ。まず、左右の端の交差部分がゆるんでしまうこと。これについては、緯糸を通すときにその部分だけ1回からげてみたんだけど、色糸を含む経糸の中心部分に緯糸の色が目立ってしまい、イマイチ。そこで、左右の端だけ色糸を2回もじってみると、ゆるむこともなく、そこだけ色糸が目立つこともなく、いい感じ。もうひとつの気になる点は、交差部分の上下に隙間が空きすぎること。普通に筬でトントンと詰めるだけでは一定幅以上に狭まることがなく、邪道ではあるけれど、アフガン針でほぼ無理くりに経糸を詰めることで少し狭まる。これしかないかなぁ。ひとまずこれで進めてみることにした。

終了後にタリーズに寄り、「コンビニ人間」を読み終える。主人公の女性は、自分が「普通ではない」ことを自覚し、まるで彼女が病気であるかのように「治ってよ」と迫る家族に対して申し訳ないと思い、家族のためにも普通であろうとしながら、コンビニでのアルバイトを続けている。「普通」ってなに? 彼女と周囲の間には、単なる価値観の違いでは片付けられない溝がある。それでも彼女は周囲と対立することはないし、迷惑を掛けているわけでもない。彼女のような人が実際にいるかもしれないし、すぐ近くにいても周囲は気づかないかも知れない。そもそも私自身は普通なのか?

バスの中でも考えながら帰宅し、19時から男子バレー。エジプト戦の惜敗を引きずることなく、チュニジアにストレートで快勝! 彼らのプレイは観ていて本当に気持ちがいい。

試合が終わったところで、手織教室に持参して先生に見ていただいた織地をバッグに仕立てるためにソーイング

まず裏地と同じ布でポケットを作って裏地に縫い付け、表地と合わせて縫ったあと、折り返してみたら裏地の表裏を間違え、ポケットが表地と裏地の間に入ってしまった。ダメじゃん! ポケットを縫い付けたミシン目をほどいてやり直し。

また、持ち手を表地に縫い付けた位置も浅すぎたようで、どうにかバッグの形にはなったものの、表地の上端ギリギリまで裏地がせり上がってしまった。

さらに、出来上がったバッグを写真に撮ってみたら、近くで見るとカラフルな織地なのに、グレーの無地のように見えてとても地味。

そんなこんなで当初のイメージとはだいぶ違ってしまったけれど、A4のクリアファイルがすっぽり入るサイズだから、病院に行く時などには重宝しそう。