まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

LFJ 3日目

ラ・フォル・ジュルネも今日で3日目。つまり最終日。幸い3日ともお天気に恵まれ、風も穏やかで、選んだ衣服も暑すぎず肌寒くもなく、とても心地よかった。

初日とほぼ同じぐらいの時間にホールEに到着。OTTAVA の公開収録に福間洸太朗さんがゲストで登場する時間に余裕で間に合い、席を確保できた。福間さん、トークも楽しいのよね。スメタナモルダウをご自身が編曲したバージョンを短くアレンジして弾いてくださり、その間、隣りの席の若い男性が胸の前で組んでいる手にすごく力が入っていて、膝の上には福間さんの写真が入ったクリアファイル。その中にはモルダウの楽譜。大ファンなんだろうなぁ、と微笑ましく思っていたら、福間さんがステージから降りると同時に席を立ってその後を追っていった。お話しできたかな?

昨日と同じように比較的落ち着いた時間に地上に上がり、初日の OTTAVAブースでチラシを配っていた女性が美味しかったと勧めてくれたバインミーのキッチンカーで、スペシャバインミーをチョイス。900円。肉も野菜もたっぷり入っていて見た目以上にボリュームがあり、美味しかった。

ホールEに戻り、帝国ホテルのカフェ・ド・LFJで大人気のソフトクリーム。初日からずっと迷っていて、最終日だから後悔しないように。400円。とっても濃厚。美味。

ホールEの一角にリスナーが集まり、静かに密やかに今日がお誕生日の斎藤さんのお祝いをしてからホールCへ。今回は4公演ともホールC。ちょうどいい大きさで落ち着く空間。

20時半から山下洋輔さんのソロコンサート。事前には曲目の発表がなく、終演後に貼り出されていた。バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」からガーシュインの「サマータイム」を経て、山下洋輔さんのオリジナル曲から「GUAN」と「仙波山」。最後に弾いたラヴェルの「ボレロ」は特に圧巻で、鳴り止まない拍手に、アンコールは「枯れ葉」。チャラン・ポ・ランタンのような型破りな演奏もあれば、こうしてジャズピアノも楽しめる幅の広さはラ・フォル・ジュルネならでは。

当然のように「枯れ葉」のメロディが脳内リフレインして、22時過ぎに帰宅。今年も楽しい3日間だった。ラ・フォル・ジュルネ最高!