まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ラ・フォル・ジュルネ2日目

金曜日だけれど、酵素風呂もさすがに連休中はお休みなので、ラ・フォル・ジュルネの2日目。昨日、歩き疲れたせいか早起きができず、午後にようやく家を出る。有料コンサートのチケットは夜の1枚しか買っていないしね。

ガラス棟の OTTAVAブースに直行すると斎藤さんがいらしたので「お誕生日おめでとうございます」とお祝い。言葉だけでプレゼントがないのが申し訳ないけども。

昨日に続く「森林コンビ」の司会で、女性だけの合唱アンサンブル「レガーロ東京」のステージ。一般的なソプラノ/メゾ/アルトに分かれた構成ではなく、14人がそれぞれ異なる旋律を歌う14声の曲もあるそうで、透明感のある歌声がとても魅力的だった。客席の後方から指揮をするのは日本のオペラ界の草分け的存在である古橋富士雄さん。

公開収録がひと区切りしたのが15時ちょっと前。国際フォーラムのすぐ近くにある角川シネマで15時15分から上映される「パリ・タクシー」という映画がとてもいいらしいという情報をキャッチしていたので、コンサートまで時間も十分あるし、と行ってみたらエレベータが大混雑で、まさかのチケット完売。甘かったわー。

国際フォーラムに戻り、キッチンカーも出てにぎやかな広場の一角にリスナーが集まっていたので顔を出し、しばらく歓談。みんな久しぶりで、ラジオネームが思い出せない方もいらしたけれど、おそらくお互い様のはず。

コンサートの前に何かお腹に入れないと、とリスナーのテーブルを離れ、キッチンカーをひととおり見て回り、選んだのが中近東料理のお店のピタサンド。受け取ってから片手で写真を撮るのは難しいので、写真に写っている笑顔が素敵な店員さんにお願いして撮る間、持っていてもらった。エスニックなスパイスが効いていて美味しかった。

今年唯一チケットを取ったのが17時45分からCホールでのコンサート。最初は、ガイスター・デュオによるピアノ連弾「ワルトシュタイン伯爵の主題による4手のための8つの変奏曲」と「4手のための3つの行進曲」からの抜粋。次は福間洸太朗さん! 実は予約したのがずいぶん前だから、プログラムの内容はすっかり忘れてしまっていた。ちゃんと福間さんのチケットを取っていたなんて、でかした私! 昨日OTTAVAのブースで、弾くことになった経緯や曲の内容について話していてくれたのがまさに今日のこのプログラムで、「エリーゼのために」と「ピアノソナタ第14番 (月光)」。どちらも聴き慣れたおなじみの曲なのに、違うのよねぇ。ため息が出ちゃう。そして最後は、エリプソス四重奏団のサックス四重奏による「ピアノソナタ第8番(悲愴)」の第1・第2楽章。こちらもおなじみの曲ではあるけれど、サックスでの演奏なんて初めて。とても良かった。大満足のプログラム。ブラボー!

広場に戻り、リスナーの集いに再び合流。明日はもう来られないので、ラ・フォル・ジュルネはまた来年。でもリスナーの何人かとは、6月にサントリーホールで開催される仙台フィルのコンサートで会えるはず。

22時すぎに帰宅。昨日ほど歩いたわけではないけれど、昨日の疲れもまだ抜けていないのに、イベント疲れが加わった感じ。久しぶりに連休らしい連休といったところか。