まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

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午前中に眼科へ。普段は LINE で「コンタクトレンズ」「3ヶ月」と送るだけで同じレンズ3ヶ月分の注文が完了するのだけれど、今日はそれをしないで来院。というのも、今のレンズは矯正を弱めることで老眼鏡がいらなくなって快適なんだけど、その分、例えば歌舞伎座では最前列からでも少しぼやけてしまうので、フライングタイガーで300円だったプラスチックの単眼鏡を使ったりしている。それが不便に感じることもあり、老眼鏡とは逆に、コンタクトレンズの上からメガネをかけて遠くがよく見えるようにできないか、と相談してみた。そうしたら「できますよ」と度数を決めるために視力検査をしたのだけれど、左目の視力が度数を上げても出にくくなっていると。

そのあとの診察で、左目が見えにくいのは白内障のせいだと言われ、ビックリ。白内障なんてもっと先のことだと思っていたのに「そろそろ手術することも考えたほうがいいかもしれません」と先生。えええ、と声には出さずとも凹んでいると「白内障の手術をすればコンタクトレンズもいらなくなるし」と先生。へ? と目が点になる私に、先生は詳しく説明してくれた。

白内障の手術では目の中のレンズを入れ替えるから、そのレンズの度数を調整することで、今のコンタクトレンズを入れている状態とほぼ近い見え方になるのだと。私は今まで、白濁を除去する手術だとばかり思っていたから、目からウロコ。

手術で入れるレンズにも様々な種類があり、値段も大きく違うらしい。特定のレンズを選ぶと保険の対象外になり、値段が跳ね上がるという。でもコンタクトレンズ代はいらなくなるわけだから…。電位・温熱治療器を買うときに酵素風呂の何回分か、と比較したときと似ている。

手術で入れたレンズの度数がその後に合わなくなったらどうするのか疑問に思ってきいてみたら、そもそも視力低下の原因となる水晶体をレンズと交換するわけだから、手術の際に決めた度数での見え方をずっとキープできるという。すごい技術だなぁ。

とはいえ、コンタクトレンズを3ヶ月分注文したばかりだし、遠くが見えるメガネの処方箋ももらったから、白内障の手術についてはひとまず保留。

それにしても、白内障かぁ。そういう歳になったのねぇ…。

(今日は盛り沢山だったので、前後編)