まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

バッグの完成

久しぶりに受注できた案件は、納期にたっぷり余裕をもらった上に、昨日スタートしてみてペースもつかめたので、先にバッグを仕上げてしまうことにして、日曜日の今日は「夏目友人帳」その他の録画を消化しながら作業に専念。

まず、ななこ織りで持ち手2本分を織り終え、2本それぞれの織り始めと織り終わりの4箇所で経糸をヘムステッチで処理し、織り機からはずして切り離す。2本の長さが合っていることを確かめ、接着芯をカットしてアイロンで貼り付け、横幅を2つ折りにしてアイロンで形を整えたあと、織地と同じ糸で横をとじ、持ち手の出来上がり。

バッグ本体の表地に持ち手をクリップで仮止めし、位置を確認したあと、持ち手2本の両端の4箇所をミシンで四角に縫い止める。このとき、うちのミシンは小さいから、市販の持ち手はつっかえて動きが取れなくなっていただろうと思った。

持ち手が付いた表地を中表に縦2つ折りにして、サイドをミシンで縫い付けたあと、マチの部分もミシンで縫うべきところ、あまりカチッとしたマチにしたくなくて、マチの角の部分をサイドに縫い付けるだけにした。

持ち手が両端だけついている表地の上部を折り返し、持ち手が立った状態にして、上部をぐるりとミシンで縫って、バッグ表地の出来上がり。

ポケットもななこ織りで作ってあったのだけれど、接着芯と裏地をつけたらかなり厚みが出てしまった。ポケットは裏地に縫い付けるから、裏地で作ったほうが良かったか。裏地と接着芯をカットしてポケットを作り直し、裏地に縫い付ける。

裏地の幅が表地の内側とピッタリ合うように調整し、裏地のサイドを縫い付け、上部をぐるりとミシンで縫えば、裏地も出来上がり。

それぞれ袋状になった表地の中に裏地を入れ、特に表地・裏地の横の縫い目が重なるようにクリップでとめ、上部をミシンで縫うと、先に表地の上部をぐるりと縫ったミシンの線があるのに、もう1本ミシンの線が出ることになり、その2本を平行にそろえる自信が皆無なので、手縫いで仕上げることにした。まつり縫いでチクチク。

午後にスタートし、22時半頃にようやく完成! ものすごーい達成感。A4のファイルも余裕で入り、肩にしっくりとおさまる。いい感じ。やっぱり持ち手を織地にしたのが正解だった。大満足。

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私が自宅にこもってバッグの仕立てに専念している間、JR東の変電所で火災が起こり、その影響で多くの路線が運転を見合わせ、大変なことになっていた。一斉に運転見合わせとなると別ルートでの移動もままならないから、どうにもできないよねぇ。火災の原因は機器のトラブルだそうな。そういう緊急時の影響を最小限に留めるための措置が必要、と言うのは簡単だけど、大規模なインフラだから、容易じゃないよね。