まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

湯畑

maru992009-04-21

目覚まし時計とケータイのアラーム2本立てで無事に7時起床。少しでも荷物を軽くするためにDSは置いていくので、「どう森」 の水やりを済ませる。これで明日帰ってきてから水をやれば花が枯れない。

天気予報は雨。でもまだ降り始めていない。8時半すぎに家を出るはずがちょっと遅れてしまい、駅まで急ぐうち、雨どころかサンサンと陽が差してきて、長野の気温に合わせて着込んだコートを脱がずにはいられない。上野駅のホームに9時半の待ち合わせにもちょっとだけ遅刻してしまった。でも草津3号の出発は10時ちょうどなので大丈夫。ほどなく3人合流し、お弁当とお茶を買い込み、準備万端。

車内はガラガラで、座席を向かい合わせにしてオシャベリしていると時間の経つのが早い早い。着いちゃう前に30品目の駅弁をたいらげ、予定どおり2時間半で長野原草津口に到着。ここからバスで草津温泉に向かう。25分ぐらいで670円。途中で降り出した雨はやむ様子がない。バスターミナルから歩いてすぐの 「湯畑」 は、強烈な硫黄の匂いが鼻をつき、モウモウと白い煙が立ち込めている。周辺には土産物店がたくさんあって、「温泉玉子ソフトクリーム」 なるものも売られていたけれど、この匂いをかいでしまうととても手が出ない。

湯畑の周りにある 「足湯」 につかる。コートを着たままで足だけ温まるのって不思議な感覚。湯畑周辺の土産物店をひととおりのぞいてから、「賽の河原」 ならぬ 「西の河原」 を目指す。そこまでの道がゴツゴツした坂道で、運動不足の私には結構きつく、3人のうち最年少の私だけがヘロヘロ。ゴールは広い広い露天風呂で、まだポツリポツリと雨が降っていたのが残念だったけど、屋根のあるところでじっくり温まり、気持ちよかった〜。

バスターミナルに戻り、ホテルまでは送迎バスで5分ぐらい。午後4時半すぎに中沢ヴィレッジにチェックイン。和室と洋室の両方がついた広くて気持ちのいい部屋。温泉地だから部屋に温泉まんじゅうがあるかも、と話していたら、「草津餅」 というきなこのお餅と 「胡麻せんべい」 に 「干し梅」 の3種類も置かれていて、お茶もティーバッグの他に昆布茶になる昆布の缶まで。そうかと思えば、空調の使い方がいまいち分かりにくかったり、他にも知りたい情報がホテルのパンフレットには一切のっていなかったりで、一度は部屋に備え付けのアンケート用紙に不満を書こうかと思ったぐらいだったんだけど、チェックイン時に何も言わずに渡された小さな紙の裏に最低限必要な情報が書かれていたので、アンケートの記入は思いとどまった。「こちらをご覧下さい」 って言って渡してくれればいいのにねぇ。ちゃんと見なかったのも悪いんだけどさっ。

夕食は和洋中なんでもありのバイキングで、選択肢がとにかく豊富で、どれも美味しく、満足満足。バイキングだとついつい食べすぎちゃうねぇ。自分がとらなかった料理を他の人が食べていて、美味しそうだと食べたくなっちゃうし。

部屋に戻ってひと休みしてから、浴衣に着替えて大浴場へ。ピークが過ぎた後らしく、それほどの混雑もなく、気持ちよく汗をかいた。私はぬるいのが好きで、露天風呂はゴツゴツしていたり虫が飛んでいたりすることが多いので苦手だから、室内の一番ぬるいところでのんびりと。スキンケアグッズをサボッて一切持っていかなかったのだけれど、温泉地によくある 「これ1本でオールマイティ」 的なクリームタイプのを試してみたら、意外にも肌に合ったようで、モッチモチ。

部屋に戻ってしばらくオシャベリしていたけれど、11時すぎにはもう就寝。いつもならとても寝られる時間じゃないけど、久しぶりに早起きしたし、お風呂にもたっぷりつかったので、実にスムーズに夢の国へ…。いつもこうならいいのにねぇ。