まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

S=セサミ : ゴマバンズ

maru992006-12-27

26日から28日まで大荒れの天気が続くという予報が見事にはずれ、夕べの豪雨がウソのように晴れ渡り、日差しがまぶしいぐらい。ならば、と急いで洗濯を始め、ついでにあちこち片付けているうちにあっという間に正午すぎ。


郵便局で遅ればせながら年賀ハガキを買い込み、今年最後のパン教室に向かう。年末は奥様方が忙しいだろうから空いているだろうと思っていたのに結構な混みよう。3月にAから始まったコースも19回目のSまできて、S=セサミでゴマバンズ。和気藹々とオシャベリしながら順調に焼き上がり、毎回お世話になっていた講師の先生はご主人の転勤で熊本への転居が決まっているため、私たちのクラスが最後だった。いつも明るい笑顔で楽しく教えてもらった感謝を込めて、石垣島の花織をあしらったタオルをプレゼント。うるうる顔で受け取ってくれた。次回からどの先生にお願いしようかなぁ。


2時15分から2時間のクラスを終え、身支度も済ませて教室を出たのはすでに4時半近く。4時35分から映画の上映開始なのでMOVIXに急ぐ。今年最後に選んだ映画は 「武士の一分」。デスノートよりかなり年齢層が高いのでポップコーンの雑音に悩まされることもなく集中できた。図らずも何度か涙してしまった。配役の妙。なにげない小道具の使い方がうまい。想像していたのと若干違うストーリーだったので、終了後に書店に直行して原作を買い、すぐにスタバで読んでみた。いかにも藤沢修平作品らしい味わい深い小品。原作と設定を変えた部分はなるほどと納得できるものだったし、原作どおりの台詞を残したところとあえて変えたところとの作為もよく分かり、この原作を選び、ふくらませてあれだけの映画を作り上げたのはすごいと思った。期待以上。


帰ったら早速、年賀状を仕上げてしまうつもりでいたのだけれど、DVDのハードディスクの容量がなくなりかけていたので、録画したきりになっていた江原さんの 「天国からの手紙」 を見たら、また涙でグショグショになってしまった。2時間半しっかり見てしまい、そのあと 「オーラの泉」 だったから、年賀状は結局書かずじまい。仕事もせずに1日が終わってしまった。いかんなぁ。