まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オシャレなカレー屋さん

maru992005-10-11

どうにか夕べのうちに仕事がはけたので、今日はのんびり、ゆったり気分。10時近くにのそのそ起きて、今日は午後から外出。出かける先は新大久保。これまで韓国料理のお店にしか行ったことがない場所だけど、今日は全然違う用事。


きっかけは、懸賞サイトだったかなんだか、ネットでふと目についた 「着付け不要」 の文字。リンクをたどってみると、着付けの知識なしで3分で着ることができるアイデア着物。着物はいつのまにか結構な数になってるし、着付けもひととおりできるけど、まだどうしても30分ぐらいかかってしまうので、朝バタバタして時間がない時にはあきらめるしかない。時間はないけど着物で行きたい時と、ゆっくり本式に着付けをする時間があるときとで、使い分けることができたら便利だなぁ。体験もできるそうなので、面白そうだし、ダメもとで申し込んでみたんである。新大久保にあるのはメーカー本社。改札口まで迎えに来てもらって、駅から徒歩で約10分。


いやぁ、ビックリ。本当にアッという間に着上がっちゃう。着姿は本式の着物とまったく変わりがない。着物も帯も実によく考えられた仕組みで、もうすっかり感心しまくり。構想25年ときいた。特許も取得しているそうだ。着物は立体裁断で、ひとりひとりの体型に合わせて、補正もなしでそのまま着られる。長襦袢と着物が一体化していて、ほとんどワンピースの感覚。今日は体験だからジーパンにTシャツの上に着たんだけど、それで十分、なんの違和感もない。帯はサッシュ/マルチ/お太鼓と3種類あって、サッシュはリボンのように自由に結べる。マルチは半幅帯を2つに分けたような形で、結びの部分は自由自在。お太鼓にも遊びがあって、前帯の部分を折り返したり、手を長くしておけば変わり結びの形にもできる。用は本式の帯でできる形をすべて実現できるようになってる。すごい。


このシリーズの基本的な構成は、31色のちりめん色無地と30柄のちりめん友禅とを着物と帯に好きなように組み合わせるというもので、そのバリエーションは2000以上になるという。着物と帯に使う生地をそれぞれ選んだとしても、それで終わりではない。八掛(裏地)、伊達袖(袖口から見える部分)、帯の裏地などもそれぞれに指定することができ、半衿も加えれば、バリエーションはさらに広がる。さらにさらに、たとえば着物を半身ずつ別の生地に指定することもできるそうなので、思い切り個性的な組合せもできるわけだ。面白いなぁ。本式の着物にもよくあるけど、草履やバッグもおそろいにできる。


パンフレットに載っている友禅は割りと無難な柄ばかりだったので、もしそれしかないのなら、興味津々ながら手が出なかったかもしれない。ところが、たまたま新しく入ったという浮世絵柄があって、これがすっかり気に入ってしまった。よりによって私が体験させてもらう時になってこんな柄が入ってくるなんて、なんだか不思議なめぐり合わせって気がしちゃって。な〜んて、買っちゃうことを正当化したかっただけかもしれないけど …。


ワンピースと同じようにハンガーで吊るしておけばいいから和箪笥もいらない。家で洗えるから雨や汚れの心配もない。そうなるともうあきらめる理由がなくなってしまい、結局、気に入った組合せをそのままでお願いしてしまった。だってだって、着物、帯、帯揚げ、帯締め、草履と一式そろえても、本式の帯の値段の半分にも満たないんだよぉ。仕上がりは40日後。楽しみだぁ。


3時間たっぷり楽しんだ後、帰りの電車の中でなぜかどうしてもカレーが食べたくなって、でも自宅の最寄り駅までの切符を買ってしまったので途中下車するわけにもいかず、たしか駅前に1軒あったなぁ、と初めての店に入ってみた。これがビックリ。ただの冷たい水が写真のようなオシャレなボトルで出てくる。辛さも自由に選べて、中辛プラスのキーマカレーを選んだら、ややや美味しいっ! どうして今まで来なかったんだろう。いいお店見つけちゃった♪


大満足で店を出ると、すぐ近くに初めて見かける車の移動パン屋さん。評判らしく大賑わいなので列に加わってみた。夕方は半額になるそうで、ひとりじゃ食べきれないぐらい買い込んだのに420円。今日はお腹がいっぱいだから食べられないけど、なんだか今日はツイてるわ〜。


新たな仕事が来てしまったのでそうそう遊んでもいられないのだけれど、明日は芝居だっ!