まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

スウェディッシュレース織り その2

シャトレーゼの「ぶどう餅」は毎年、絵の教室で大好評の季節商品。今年は7月8日発売で、その日がちょうど教室なので、早めに予約しに行った。そのままアリオに足を伸ばし、食事を済ませたあと、上島珈琲店で読書タイム。図書館で借りた宮部さんの「三島屋変調百物語」6の第3話「同行二人」を読み終えた。ほっこりした読後感。

あれこれ買い物をしてからユニクロに寄り、Tシャツを買おうとしたら、レジで「エアリズムのマスクがちょうど入荷したところなんですが、いかがですか?」と勧められた。行列して買ったという話をちらほら耳にしていたので驚きつつ、迷っていたらS、M、Lの3種類のサンプルを持ってきて「毎回Lサイズからなくなるんですけど、今ならまだあります」とさらにプッシュされ、結局「じゃあLサイズを」と購入。他のレジでも同じように勧めていたのかどうか確認できなかったけど、間違えてたくさん注文しすぎた…とか??

帰宅後ひと息ついて、メトロポリタン・オペラのクラシカル映像の配信を観る。1979年の「ドン・パスクワーレ」。若い女性と結婚しようとするパスクワーレが無理に若作りをしたり、清楚なお嬢様から浪費・わがまま放題の妻に変貌するノニーナも服装や髪型・メイクがド派手に変わることが多く、ウィーン版でもそうだったのに、今回配信のMETの公演では、パスクワーレもノニーナも終始いかにも上流階級といった雰囲気の拵えのまま、ノニーナのパスクワーレに対する態度のみが変貌する。それがとっても自然で、これまでの大変身のほうがむしろ過剰な演出のように思えた。

ニコラ・レッシーニョ指揮、ジョン・デクスター演出で、ガブリエル・バキエのパスクワーレ、ホーカン・ハーゲゴードのマラテスタ、アルフレード・クラウスのエルネストに、ノニーナを演じるビヴァリー・シルズの朗らかな笑顔がとても魅力的。

40年近く前の舞台でありながら、映像としての商品化を前提としていたのか、舞台全体の遠景に、4人のキャストのアップがバランス良く配置されている場面もあり、全体的にセピアがかった色調も素敵。

ウィーン国立歌劇場の配信が終わってもまだオペラの配信を楽しむことができるのは、ありがたいわー。

観ながら手織を進める。スウェディッシュレースの2つめの柄。最初の柄よりグリーンが強めに出た。面白いなぁ。

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