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６月最終日。ウィンブルドンの観戦でどうしても寝るのが遅くなってしまうこの頃。幸い口語体の案件がなくなってから仕事もそれなりに落ち着いているので（１件まだゴーサイン待ち）、無理せずゆっくり起きて、林田さんの Liberta を聴きながら、夕べ誓ったとおりに国別シリーズの作業を進める。

クライアントから送られてきた国別シリーズのファイルはあらかた片付いて、最後にひとつだけ残っていたこのファイル。修正箇所がやたらと多い。それもそのはず、この案件全体のおおもとである規制を定める法律がごく最近、大幅に改正されていた。こういう場合、新しい法律で導入された制度に関する訳語はネットで調べてもまだヒットしないことが多く、創作せざるを得ない。改正法の原文に照らして用語の意味を詳しく調べていくと、直訳ではその意味を汲み取ることができないと感じることも少なくないのだけれど、いずれネット上にも出てくるであろう訳語は直訳であることが予想されるので、なるべく意訳は避けたほうが無難。

…とあれこれ考えながら作業をしていて、ふと思い出した。夏場の必須アイテムのひとつであるガーゼケットを洗濯しようと思っていたことを。和訳に専念していたはずなのに、急にこういうことを思い出すのってどういう回路なんだろうか。

たたんでネットに入れて、洗濯機に放り込み、しばらくするとピーピー鳴ってる。洗濯物が偏っているため脱水を中断したというエラーメッセージ。たしかにネットの中でグチャグチャになっていたのでたたみ直して再挑戦。ところがまたすぐにピーピー。ううむ。ネットの中で動きすぎるのかも、とひと回り小さいネットに替えてみたけどダメ。さらに小さいネットに替えて、ギューギュー詰め状態にしてみたけど、それでもダメ。どうしろっていうのよー。

結局、乾燥までの自動コースの続行をあきらめ、脱水のみの単独コースを時間も最短の設定にすることでようやくクリア。そのあとの乾燥はまったく問題なく進んだ。前に同じガーゼケットを洗濯した時にはこんなエラーは出なかったのに、水分をたっぷり含んだガーゼケットの重みに耐えられないぐらいにパワーが弱くなっているのかしらん。

そうこうしているうちにウィンブルドンの４日めが始まる時間。圭くんの２回戦はベネトーとの対戦で、第１セットを落として心配したけれど、そのあと３セット連取で結果的には快勝。でもまだ脇腹に不安があるみたい。美咲さんもシード選手のプリスコバを相手にストレート勝ち。くるみさんはビットヘフトに敗れ、第２セットはベーグルだった。前の試合で勝った後、脚の痙攣で立てないぐらいだったからねぇ。

圭くんの試合だけじっくり観て、それ以外は横目で見ながら仕事を続け、零時半すぎにひととおり修正が終わった。見直しは明日 (^^)