ウィーン国立歌劇場の配信、昨日の26作めは「アリオダンテ」で、すでに視聴済みだと思いパスしたら、それより前の別のプロダクションだった。失敗したわー。
そして今日は27作めの「パルジファル」。休憩時間を早送りしても４時間半近い大作。これもMETのライブビューイングで観ているのに、今回の配信を観て、東劇では何度か意識が飛んでいたことを自覚。2015年４月の舞台で、タイトルロールを演じるヨハン・ボータはその１年半ぐらい後に病没しているのよねぇ。今となっては貴重な舞台。聖槍で刺されたために癒えることのない傷を負ったアムフォルタスをミヒャエル・フォレ。鬼気迫る演技。聖杯を狙うクリングゾルが女達を使ってパルジファルを誘惑しようとする場面がキャバレーみたいな演出だったけど、下品にならないギリギリのライン。ステファン・ミリングのグルネマンツにアンゲラ・デノケのクンドリ。またすぐ別の演出の舞台が配信されるようなので、見比べるのが楽しみだけど、長いからなぁ。
そのあと斎藤さんの OTTAVA Andante 今日の分をタイムシフトで聴きながら、英訳の修正。ひととおり作業を終えて文字数を確認すると、指定のレベルにまだ足りない。ただ、図や写真も入っているのでそれらを加味すれば足りるのか、もとの和文をさらに追加する必要があるのかをクライアントにメールで質問。
コロナウイルスの影響でドラマの撮影も中断しているため、新ドラマのスタートがのきなみ延期されている中、その代わりに始まった「コウノドリ傑作選」の１回めを見る。リアルタイムで見ているのに、やっぱり泣かされてしまうねぇ。
そのあとは林田さんの OTTAVA Salone。２時間番組に縮小され、前半が無料のストリーミング、後半は有料会員向けなので、途中でアクセスし直さないといけないのがちょっと面倒。
見ながら聴きながらの今日のチクチク。４つめはわりとオーソドックスというか、２つめのもとになったオリジナルの模様。
