まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

レンズなしの2日め

昨日に続き、今日もコンタクトレンズなしで過ごしてみる。

ウィーン国立歌劇場のオペラは「フィデリオ」の2回め。今月26日と27日の間に本来の2回めが配信されていたのだけれど、26日の「ファヒマ」は配信時間が早く、次の日に2回めの「フィデリオ」を観ようとしたらもう配信が終わってしまっていた。演出はまったく同じで配役が違い、ギュンター・グロイスベックのロッコを楽しみにしていたのに、見逃してしまい残念。

そんなわけで、実際は3回めだけど私にとっては2回めの「フィデリオ」。アニヤ・カンペのレオノーレは、前回より決意に満ちた力強い声。対してエフゲニー・ニキーティンのピツァロは、敵役としてはちょっとアクが弱いかな。ロッコはステファン・ミリングで、「パルシファル」では敵役のグルネマンツを演じていたし、ピツァロよりも背が高く強面で腕っぷしも強そうなので、立ち向かえばピツァロを素手で倒してしまえそう。クラウス・フローリアン・ヴォイトのフロレスタンは優しげな声で、むしろ「ラ・ボエーム」のロドルフォなんかいいんじゃないかな。

ペーター・シュナイダーの指揮で、2幕の間奏曲として演奏される序曲3番が圧巻。何度も繰り返される印象的なモチーフへとクレッシェンドで駆け上がっていくところでグッと来ちゃうんだよねぇ。

観終えた時点ですでに斎藤さんの OTTAVA Andante が始まっていたんだけど、少しだけ聴いたあと15時から16時まで福間洸太朗さんのインスタライブ。林田さんもご出演。何度か通信が途切れ、林田さんが消えてしまったりとアクシデントがありつつも、楽しいトークと素敵な演奏。インスタではインカメラの画像が左右反転になるみたいで、ピアノ演奏の右手と左手が逆に写って不思議な感覚。

夜には、OTTAVA  の YouTube でのライブ企画第1弾。長井進之助さんのピアノと林愛美さんのフルートによる演奏。お二人ともプレゼンターで、学生時代から結婚式など様々なイベントでご一緒に演奏されてきたそうで、短い時間ながら楽しかった。

この2日間でニャンドゥティの5つの丸いモチーフのうち2つをやり直した。

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糸の密度のバランスは前より良くなったかな。中心のシンプルな五弁の花も、周囲のモチーフと同じように濃い緑1色でチクチクしたんだけど、小さい分、放射状の土台の糸が密集しているせいか、グラデーションの糸の薄い部分のほうが目立っているのよねぇ。その周囲に入れた輪郭線を濃い糸に替えたほうがいいかしらん。ああもう、なかなか正解にたどり着かないわー。