まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

嫁姑問題、そして不倫

土日はホットヨガも混みそうだから予約を入れず、他の予定もないので、この2日間で和訳がどれだけ進むかで今後の時間の使い方が変わってくる。ああ、それでも、オペラを諦められないワタシ。視聴期限があるから先延ばしできないのよねぇ。

今日のウィーン国立歌劇場ヤナーチェクの「カーチャ・カバノヴァ」。トマーシュ・ネトピル指揮、アンドレ・エンゲル演出の2017年4月27日の公演。強烈な嫁いびりをする姑が出てくるんだけど、夫が出かけたら妻は悲しくて1時間以上泣くものなのにお前はケロッとしていると嫁を責めたりする。旦那が出かけるたびに泣くような妻がいたら怖いって。時代設定が1860年と古いので今とは道徳観が違い、姑から守ってくれない夫の出張中、妻は以前から自分に気があると分かっていた男性と会うようになるものの、罪悪感に耐えかねて自ら不倫を告白し、しかも入水自殺をしてしまう。すると姑は、彼女の亡骸を足蹴にし、その指から指輪を抜き取って勝ち誇ったような顔。ありえなーい!

こんな家庭内のゴタゴタでもオペラになっちゃうのねぇ。姑役はジェーン・ヘンシェル、夫はレオナルド・ナヴァロ、タイトルロールの妻はアンゲラ・デノケ(珍しい名字なので覚えていた。最初の「パルジファル」でクンドリだった人)、不倫相手はミーシャ・ディディク、妻にとっての義理の妹はマーガレット・プラマーで、これまでズボン役しか観たことがなかったから途中まで気付かなかった。

珍しい作品を観終えたあとは仕事に専念。昨日と同じく夕食タイムにはウィーン国立歌劇場のドイツオペラ特集の演奏会。観客100人だけの限定的なリサイタルを様々に企画してくれていてありがたい。早く本公演ができるようになりますように。

その後も和訳の続き。どうにか半分弱まで来たのかな? でも、ちゃんと意味が把握できずに無理やり日本語にしただけの箇所もあるから、見直しの段階でまた苦戦しそう。

オペラを観ている間はニャンドゥティを進め、周囲の部分の土台の糸を張り終えた ♪

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