まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

チクチク完了!

6時すぎに目が覚め、就寝時間を考えると寝不足ではあったけれど、妙に目が冴えて二度寝できそうにないので起床。昨日観た「清教徒」の悲劇的なラストが歌詞と異なっていたことが気になり、MET版はどうだったか、録画してあったのでチェックだけするつもりがやっぱり最初から観てしまう。ウィーン国立歌劇場の昨日の配信は2015年3月の公演で、MET版のほうは2007年1月。ネトレプコがまだほっそりしていて、ウィーンのほうのエルヴィーラに比べて少女らしさ全開。エルヴィーラがアルトゥーロと再会する場面は、対訳によると「要塞の近くの木立の庭園」となっていて、ウィーン版は様々な色の落ち葉を敷き詰めた森のようだったのに対し、MET版は石の柱や階段のある広場のような空間。そしてMET版のラストはハッピーエンド! 狂乱の末に幸せになれてよかったよかった。

そのあと続けてウィーン国立歌劇場の今日の配信。マスネの「ウェルテル」で、2015年3月10日の公演。MET版では2013-2014シーズンにヨナス・カウフマンの主演で観ていて、今回のタイトルロールはルドヴィク・テジエ。先月チェックし忘れて途中からBSプレミアムシアターで観た「運命の力」で、この2人は敵同士を演じていたっけ。

「ウェルテル」のウィーン版は去年11月の舞台を配信で観ていて、そのときのタイトルロールはビットーリオ・グリゴーロ、彼が愛するシャルロットの夫アルベールはアドリアン・エレートだった。今回はアルベール役が同じで、シャルロットはソフィー・コッホ。

これまでの上演は、シャルロットはウェルテルに惹かれながらもアルベールの良き妻として振る舞い、村を去ったウェルテルからの手紙で強く心を揺さぶられ、彼が戻ってくると想いを抑えられなくなるという展開だったように思うのだけれど、今回のシャルロットは、アルベールとの結婚後も心ここにあらずで、ずっとウェルテルを想っている。だから最初からウェルテルと相思相愛で、むしろアルベールが邪魔者のように見えてしまう。今まではウェルテルのほうが人妻への片想いで空回りしているような印象だったから、大違い。今回のほうが型破りで、原作どおりなら前者のような気がするんだけど。

そのあとテレ朝で、「白日の鴉」の再放送。その第2弾がまもなく放送されるので、直前に前作の再放送というよくあるパターン。新任警察官の新田を伊藤淳史、痴漢の疑いをかけられ逃亡しようとして新田に逮捕される会社員を遠藤憲一、その冤罪を晴らそうとする弁護士を寺尾聰。その冤罪が実は病院のスキャンダルを隠蔽するために仕組まれたものという凝った構成なのが良かった。

夜には、とあるバラエティ番組で、カズレーザー自衛隊でいろんな体験をしたり、老後は自給自足が夢だという浅田真央ちゃんが田舎暮らしを楽しんだりしていて、初めて見たけど面白かった。

さらにそのあと「コウノドリ」と「家政夫のミタゾノ」も見終わる頃に、やっとニャンドゥティのモチーフをチクチクし終えたー!

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今回は、グラデーションの糸と濃緑の糸との配分がわりとうまくいったかな。5つの丸いモチーフの周囲にあるテープの部分は、あえて同じ模様で統一してみた。さて、次はどうしましょ。