まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

手織に専念

夕べは、手織りの間違いに気付き、モンテカルロの準決勝戦に続いて「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながらすべてほどき、どうしたら正しい織り方になるかの試行錯誤。

そもそも整経の段階で、混じりの変わり糸と単色との並べ方を先生にお借りしたサンプルとは逆にしてしまい、そのせいで織り図通りに進めることができず、こうすれば同じになるはず、と綜絖の操作を織り図とは逆にすることで糸の上下が逆になり、サンプルに近い模様になっていると信じて織り続けていた。それが間違いだと分かり、試行錯誤の詳細は煩雑になるので省くけれども、ようやくたどり着いた正解は、表だと思っていた模様が裏側に出るということ。つまり、裏側を見ながら織り進むことになる。

これ、高機と呼ばれる大きな織り機との構造の違いによるもので、高機用の織り図をそのまま使うと裏側に模様が出ることがよくあり、間違えていても分かりにくいので、あえて織り図とは糸の上下が逆になるように綜絖を操作することで、表側に模様が出るようにしていた。でも今回は、この方法だと混じりの糸が絡みやすく、かえって織り間違いをしてしまいそうなので、裏側に模様が出る状態のままで進めるしかなさそう。

写真は織り機を裏返して撮ったもので、下側に写っているのが織るときの表側で、上の部分が織るときには裏になっていて見えない表の模様。織りの基本はマスターしているつもりでも、こんなふうにひとつひとつやり方が違うのが織りの難しいところで、だからこそ面白い。

出来上がる頃にはすっかり暑くなってしまいそうだから、出番はだいぶ先。

織りながら、林田さんの OTTAVA Andante をオンデマンドで聴き、まる子&サザエさんやムロさんがMCに抜擢された「だれかtoなかい」を見たり。のどかな日曜日。