まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オニオンスープ

いつもは起きてまず、ウィーン国立歌劇場の配信を観るんだけど、今日はゆっくり寝すぎてしまい、都合により予定変更。

「家事ヤロウ」という番組でロバート馬場さんの料理がプロ級であることを知り、インスタで配信しているレシピを時々参考にしていた。例えばもやしのナムル。ツナ缶の油を使い、お味噌を加えるレシピ。ごま油ベースのいつものナムルとちょっと違い、美味しかった。新たに配信された新玉ネギのスープがまた美味しそうで、作ってみようと新玉ネギを買ったんだけど、あるはずのスライサーがない。ずいぶん長いこと使わなかったから、処分しちゃったのかなぁ。

というわけで、ダイソーでスライサーを買い、帰りにスーパーに寄ったら、「おうちごはん応援セール」で菜の花とレンコンのサラダが100グラム100円だったので、200グラムを買って帰宅。

新玉ネギをフライパンの上でスライスして、広げた状態で強火で3分放置。この時点でちょっと焦げ色がつきすぎたかも。詳しいレシピは、馬場さんのインスタでね。あっという間にできちゃうのに、とろとろで、美味しい! 大きな新玉ネギをまるまる1個、もりもり食べられちゃう。格安のサラダも美味しかったー。

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夕食後にオペラ鑑賞。今日の配信は「ドン・ジョヴァンニ」。MET版を2回観ていて、2回ともマイケル・グランデージ演出。ウィーン版は、もちろん装置や衣装は違うんだけど、基本的には同じようにオーソドックスな演出だったので、安心して観ていられた。

タイトルロールをルドヴィック・テジエ。思慮深い役のイメージが強いのに、こんなドンファンもはまっちゃうのねー。ルカ・ピサロー二のレポレッロ、エカテリーナ・シウリーナのアンナ、アネット・ダッシュのエルヴィラ、シャホウ・ジンシュのオッターヴィオに、マゼット&ツェルリーナのラブラブカップルをクレメンス・ウンターライナー&ヴァレンティナ・ナフォルニツァ。地獄に引きずり込まれる場面は、MET版のほうが炎がメラメラと派手だったけど、一瞬にして飲み込まれる印象だったのに対し、ウィーン版はまさに「引きずり込まれる」感じが出ていた。

「悔改めよ」と何度も言われ、拒み続けたばかりに地獄に堕ちるドン・ジョヴァンニ。あれは意地なのかなんなのか。でも、あの場面でもしその場しのぎに受け入れたとしても、実際に行いを改めることはないだろうから、結局は同じ過ちを繰り返して地獄に堕ちるんだろうなぁ。そんな男を愛し続けるエルヴィラ。究極のだめんずなのにー。