まるぶろぐ

まるのダイアリーから移行しました。

大型案件?

起きたのが9時すぎで、12時からホットヨガの予約を入れていたので、オペラはおあずけ。

再開後2回めの肩こり改善ヨガ。再開後では参加者が一番多く、15人。感染予防対策として人数が制限されている中で、これが最大人数らしい。制限がない通常時には、両手を広げると隣りの人や柱とぶつかるぐらい近距離で、詰め込みすぎなのよねぇ、と普段から思っていたから、もういっそ今の人数を今後もずっと定数にしてほしい。

気持ちよく汗をかいて帰宅。すぐにオペラを、と思ったけれど、ニャンドゥティの準備ができていないために観ながら進めることができない状態が続いているので、先に準備をすればいいのか、とごく単純なことに思い至り、型紙を写し取る作業。本来は布地の下に型紙を置き、透かしてペンでなぞるのだけれど、最近は無精をして、布地の上に型紙を置き、まず針で点の位置に穴を開けてから、その穴にボールペンのペン先を突っ込んで点を打つという荒業。ただ、それだと針を持つ右手の指が疲れてしまうので、今回は目打ちを使ってみた。持ちての部分が太いので、針と違い疲れることもない。どんどん邪道になっていくけど、らくちんだし、作業上なんの支障もないものだから。

写し取る作業の途中でメールの着信。まだテレワーク中のクライアントからで、去年の夏にスタートした分厚い書籍を和訳するプロジェクトの続きをそろそろという嬉しいご連絡。久しぶりの大型案件になりそう。

まだ実際に原稿が届くまでには時間がかかりそうなので、予定どおりオペラ鑑賞。ベルディの「ナブッコ」。ウィーン国立歌劇場の舞台は装置がシンプルなことが多く、今回もそうで、MET版では合唱「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」の場面で、舞台全体を覆い尽くすような広大な岩の砦のあちこちに民衆(ヘブライの捕虜)が座り込んでいて、曲の盛り上がりとともに立ち上がり熱唱する、その様子が感動的で思わず涙ぐんでしまうのだけれど、ウィーン版はただ舞台上に民衆が集まっているだけで、しかも前半は真っ暗で顔も判別することができず、後半でようやく照明が当たる。合唱そのものは素晴らしいのに、イマイチ盛り上がらなかったなぁ。METのリモート演奏によるガラ・コンサートでさえ、この曲の合唱では涙したのに。

何日か前の「ボリス・ゴドゥノフ」と同様に、バビロニアの王ナブッコはスーツ姿だし、民衆も男性は白のワイシャツ(ノーネクタイ)で、祭司のザッカリアはネクタイをしている。これは現代に置き換えて権力に伴う普遍的な物語として位置づける意図があるのかなぁ。

ナブッコは自分は神であるという傲慢な宣言をしたために落雷の天罰を受け、錯乱状態に陥るはずなのだけれど、落雷を思わせる演出はなく、脳卒中で倒れ、右手に麻痺が残ったように見せていた。それも、誰にでも起こりうることを示しているようにも思える。

レオ・ヌッチのナブッコ、アンナ・スミルノヴァのアビガイル、ロベルト・タリアヴィーニのザッカリアにブロール・マグヌス・テーデネスのイズマエルと私にははじめましての顔ぶれが並ぶ中、かろうじて知っている名前はフェネーナのイルセヤー・カイルロヴァ。

型紙の転写が終わったので、オペラを観ながら土台の糸をチクチク。鮮やかな青にしてみたのが吉と出るか凶と出るか。

そんな今日の夕食はカラフルな肉野菜炒め。お肉がちょっと焦げ焦げだけど、麹漬けのお肉が柔らかくて美味しかった ♪

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