まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ブローチ3つ

朝からコメダ珈琲へ。空席待ちの人が多いのを目にして初めて、今日が土曜日だと気付く。それほど待つことなく、モーニングのあと読書の続き。

亡くなった人をAIの技術で再現できる近未来の話で、画像だけでなく、学習させた内容で会話も成立する。映画では池松壮亮さんが演じる青年が母を再現。まだ最初のほうしか読んでいないのだけれど、彼の心情には共感するところが多い。特に「母の亡骸を納棺しながら、なぜこの身体が温かいうちに、自分は母を抱擁しなかったのだろうかと考えた」という一節。容態が急変したという知らせを受けて病院に駆けつけたとき、母はすでに意識がなく、たくさんの管が取り付けられていて、その手に触れると、小説のケースとは違い温かかったものの、その前の前の夜にも病院を訪ね一緒に過ごしていた母の身体にもうずいぶん長いこと母の身体に触れていなかったことに気付き、甘えることができない娘で、スキンシップを取らずに過ごしてきたことを今更ながらに後悔したのだった。

その後も、つい母との記憶を重ねてしまい辛くなる場面もありつつ読み進めながら、映画は多分、観に行かないだろうと思った。どんな結末だとしても、きっとそれ以前に辛くなりすぎる気がする。

絵の教室用に焼くつもりのケーキはバナナを使い、ぜひ完熟で、とレシピに書かれているので早めに買い、業務スーパーとカルディでココナッツミルクを比べてみたら、同じラベル、同じサイズの缶入りで、業スーのほうはプルトップ付きに変わっていて198円。カルディのほうはプルトップのない古いタイプの缶で278円。たかだか100円足らずの違いではあるけれど、さすが業スー。

帰宅後、TVer や録画であれこれ見ながら、タティングレースのブローチ作り。これまでにいくつか作った丸いモチーフを太めの糸で編んでみた。生地からはみ出しそうな大きさで、好き嫌いはありそうだけれど、豪華に見えないこともない。スマホでオートで撮ると、同じ環境でも色が変わってしまう。左は濃いブルーのベロアの生地に白い糸でライトブルーのビーズ、右は黒のちりめんにベージュの糸でゴールドのビーズ。

「放課後カルテ」に続き、ATPファイナルズの準決勝戦。予選リーグはなぜかあまり観る気がしなくくてパスしてしまっていた。ズベレフとフリッツの対戦はファイナルセットにもつれ込み、タイブレークを制したのはフリッツ。ズベレフ優位かと思ったのに、フリッツの粘り勝ち。

そのあと「オードリーのオールナイトニッポン」に続き、その番組でも笑い声を響かせていた佐藤満春さんの「オールナイトニッポン0(ゼロ)」も聴いてしまう。その間にタティングレースで、つるバラのモチーフに挑戦。細い糸でまず編み図どおりに作ったあと、ビーズを入れ、形もブローチ台に納まるようにアレンジしてみた。右側の葉っぱの位置がイマイチだったかな。写真より実物のほうが明るめのピンクで、もうちょっとコントラストがハッキリしているものの、配色は要再考。

気がつけば絵の教室の作品展まで1ヶ月を切っているので、おまけのコーナー用に、とタティングレースでのブローチ作りにはまっているのだけれど、中国結びのネックレスも作らないと…。時間が足りないー。