午後の早い時間にコメダ珈琲へ。西條奈加さんの「刑罰0号」を読み終えた。ある事件の加害者3人を対象とする実験から最後は全世界を巻き込むところまで発展。それでいて当事者の心理もしっかり描いていて、読み応えがあった。思い出したのは、しばらく前に読んだ小林由香さんの「ジャッジメント」。犯罪被害者に加害者への復讐を認める「復讐法」が成立したという設定だった。どちらも犯罪抑止を目的とした措置でありながら、小説の中でさえその目的が達成されることはない。そして現実社会でも、凶悪な事件や痛ましい事件が後を絶たない。人間って一体…。
とあれこれ思い巡らせながらアリオに移動。久しぶりにタティングレースでくるみブローチを作ったあと、手持ちのレース糸をあれこれ物色したところ、タティング用にしては細すぎる糸や太すぎる糸が多くて、本来はどのぐらいの太さの糸でやるんだっけ? と分からなくなり、手芸用品のオカダヤへ。タティング用の糸に細・中・太の3種類があり、要は何を作りたいかによるのね、と納得をして、細い白を購入。
他にもあれこれ買い物をして帰宅。サザエさんが途中という時間だったので、TVer でまずまる子のほうを見て、TVer にはないサザエさんは録画で補充。
秋クールのドラマの中でも特に話題になっていた「海に眠るダイヤモンド」。正直、とても見たい、とは思わなかったのだけれど、初回だけは一応、と見てみたところ、軍艦島こと端島の映像が圧巻で、ネットの記事でCGだと分かった。だとしてもすごい。とりあえず2話は見るつもり。
上記のドラマが拡大枠で、22時からの「団地のふたり」とかぶってしまったので、後者は録画を追いかけ再生。ベンガルさんが演じるうるさ型の独居老人が部屋の中で倒れていることに他の住人が気付き、助かる。こういう場面を見るたび、他人事ではないと感じるようになってきちゃったなぁ。
テレビを見ながら、タティングレースのモチーフにビーズをあしらい、くるみブローチに仕立ててみた。モチーフも前回より糸が密なデザインに変えたこともあり、糸だけの前回よりちょっと豪華に見える…かな。比較のため、前回の2つの写真も再掲。