まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-11-30

手織教室の先生が別の教室で染色を習っていらして、そちらの教室の作品展が昨日と今日の2日間だけ。しかも今日は午後4時までなのに、バタバタしていたら午後になってしまい、急いで出かける。

野田線は高校時代に春日部から大宮まで乗っていたけれど、それ以来ご無沙汰で、柏から乗り継げるとは知らなかった。野田市駅まで、自宅の最寄り駅から50分。案内状の地図によれば、目印は自転車置き場とキッコーマンの資料館。でも駅前には複数の自転車置き場があるし、周辺にはキッコーマンの施設があちこちに。「もの知りしょうゆ館」というのがてっきり目印の資料館かと思いきや、違っていて、受付の人に案内状を見せて道順を教えてもらったら、地図にない道をぐるりと大回りする結果になってしまった。これだから方向音痴は…。本来徒歩10分のところを倍近くかかって到着 ^^;

興風会館という有形文化財として登録されている建物の地下にあるギャラリー。先生の作品は、きっちりと織った服地がジャケットに仕立てられていて、その胸元に見覚えのあるタティングレースのブローチがあしらわれていたのですぐに分かった。他にも、クリスマスツリーのタペストリーに小さなタティングのモチーフがオーナメントとして飾られていて、なんだか嬉しくなっちゃった。先生とはお会いできなかったのだけれど、出品者のひとりが別の来訪者に先生の作品を説明していて、「レース編みの一種らしいんですけど」とタティングの話題。バッグの中に編んでる途中のタティングを持っていたから、代わりに説明させてほしいぐらいだったけど、ガマンガマン。

展示台のすぐ前で2人の女性が作品とはまったく関係ないオシャベリをしていて、そのうち1人は出品者のようだったのだけれど、作品を間近で見たくて近くに行ってもまったく場所を譲ってくれる気配もなく、チラリと私のほうを見る視線に威圧感があって、「拝見させて下さい」と言い出せなくて、あきらめた。ひとりでも多くの人に見てほしい、って思わないのかなぁ。

帰りは地図のとおりに駅まで。次回も同じ会場なら、迷わずたどり着けるはず。

帰宅後、再挑戦のよろけ縞に大苦戦。緯糸を取っ替え引っ替えしてみたけれど、どうにもうまくいかない。経糸と同じ糸だと、細いだけでなくやわらかすぎて、織り進んでも段の高さがキュッと狭まってしまい、よろけの幅を変えるどころではないし、ちょっと太いウールでもシルクでも経糸がまったく見えなくなってしまう。この経糸でよろけは無理かぁ、とタイアップからやり直してスウェディッシュレースにもトライしてみたのだけれど、それでも柄が出ない。さらに別のスウェディッシュレースもやってみたけどダメ。ああ困った。2メートル以上もある経糸をあきらめるしかないのかなぁ。