まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

歳を重ねて

朝イチでメールをチェックすると、いくつかの通販サイトの他にムーミン谷からもハッピーバースデーのメールやグリーティングカード。早朝に生まれたので、起きるともうひとつ歳をとっている。こうして実感がないままにどんどん歳を重ねていくのねぇ。来年は大きな節目の歳なので、いやでも実感せざるを得なくなりそうだけど。

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 そんな今日は久しぶりの手織教室。自転車かバスかでしばらく悩み、せっかく織り機を持たずに行くのだから、と自転車に決定。まずシャトレーゼで予約しておいたお菓子(「もなどら」と「さくらんぼ餅」)を受け取り、いきなりステーキへ。誕生日クーポンでサーロインステーキ ♪ 付け合せのコーンはいつもならインゲンに替えてもらうのだけれど、今日は切らしているそうで、ブロッコリー。経営難で大量閉店というニュースも耳にするけど、がんばってほしいわー。

そのまま自転車で手織教室へ。向かい風は心地よいけど日差しが強く、UVカットのメガネをかけてくるんだったと後悔。会館の1階では都知事不在者投票の準備が始まっていた。また投票用紙も届いていないのに。

手織教室の皆さんにお会いするのはほぼ4か月ぶり。あちこちからマスクを頼まれ、もう300枚ぐらい配ったという人もいれば、介護職でいつも以上に忙しい人も。なにはともあれ、皆さんお元気そうで本当によかった。

丸善で見つけた「手織りの組織図辞典」を持参したところ、皆さん興味津々で、ネットで注文するために署名を控えたり、気になる組織図の写真を撮ったり。分厚くて重いのを持って行った甲斐があった。

自分の作品を見て頂いたり、皆さんの作品を見せて頂いたり。やっぱりこういう時間があると、張り合いが出るなぁ。

帰宅後にオペラ。今日はヴェルディの「仮面舞踏会」。2016年4月の舞台で、ピョートル・ベチャワの国王(グスタフ3世)に、ディミトリー・ホヴォロストフスキーのアンカーストレム伯爵(レナート)。ホヴォロストフスキーはMETでも同じ役を演じていて、2017年11月に脳腫瘍で逝去してしまったので、カーテンコールでの笑顔が切なかった。女占い師ウルリカの住まいや、国王がレナートの妻アメーリアを待ち伏せして密会する場面の照明がほぼ真っ暗。いくら夜の設定だからって、そこまで暗くしなくても、と思うぐらい。キャストの顔も判別できない。歌劇場で生で観ると違うのかしら。

一転して華やかなのが舞踏会の場面。ユニークな仮面がたくさん出てきて楽しい。ウルリカの予言どおり親友でもあるレナートに刺された後、国王は「たしかに君の妻を愛したが、彼女を汚してはいない」と述懐し、それをきいてレナートは大きな罪を犯してしまったと嘆くのだけれど、いやいや、いくら一線を越えてはいないとは言え、親友の妻だと分かっていて愛を告白すること自体、アウトでしょ。

ベチャワとホヴォロストフスキーはもちろん、クラッシミラ・ストヤノヴァのアメーリアもヒラ・ファヒマのオスカルもナディア・クラステヴァのウルリカも素晴らしい歌唱で、聴きどころ満載。

昨日と今日のチクチクで、土台の糸の第1段階が終了。

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前回は、丸いモチーフどうしがつながっている部分で土台の糸をからませる必要があるのに、それが不十分だったために隙間ができてしまい、仕上げの際にかがり縫いで無理やりくっつけざるを得なかったので、その反省を踏まえ、しっかり密接させてみた。でも、この青い土台の上にどんな色でどんな模様を展開するか、まだ決められずにいる。パステル系の淡い色でまとめるか、あえて濃い色をぶつけるか。どんな模様なら土台の青が生きるか。難しいわー。