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予定外に早朝のサッカー日本戦を見てしまったあと、アラームをセットしないで寝たら、７時間近く寝てしまった。だもんだから、起きたらもう午後３時近く。いかんいかん。

片付けものやらなんやらバタバタしている間に、気がつけばもうコンブリオのお時間。金曜日のコンブリオは森雄一さんで、オッターヴァ・アモローソの林田直樹さんがゲストで、ラ・フォル・ジュルネのオッターヴァブースでも大いに盛り上がった「森林コンビ」が復活。まるで居酒屋で話しているみたいなノリで、面白かったぁ。斎藤さんも隣りのオフィスにいらしていたそうだから、乱入してほしかったなぁ。

毎週なにげに楽しく見ていた「死神くん」が最終回。大量殺人を目論む男が悪魔と契約し、天界はその犠牲となる51人分の帳尻を合わせるために死亡予定者のリストを書き換えるが、死神くんは独断で計画の実行直前に死亡予定者のリストに男の名を書き、男の死と引換に計画を未然に防いだが、天界の規則に反したことで監察官とともに「消滅」処分になる。どこか寂しげな悪魔。その数年後、死神くんと監察官によく似た男女が人間界で再会する。この意外な展開が面白かった。大量殺人にもそれなりの理由があって、説得力のあるしっかりした構成。なるほどねぇ、と感心させておいて、ラストの死神くん＝嵐の大野くんの軽さがなんとも。

そのあと対照的に重厚な「華麗なる一族」の後編。鉄平が猟銃自殺をする場面で、同じ映画に出演していた田宮二郎が実際に猟銃自殺してしまったのは、この場面の影響があったんじゃないかしらん、とふと思った。銀行家である父親が親子の情も犠牲にして自分の銀行を守ろうとしても、結局、政治家のほうが一枚上という皮肉なラスト。それが現実なんだろうなぁ。