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世間さまは連休だそうで、今日は体育の日。だからというわけでなく、しばらく前から、以前はホットヨガに行く日以外はしまいこんだままだったヨガマットを和室に広げ、時折ちょっとだけストレッチをしたりしている。和室にはバランスボールも置いてあって、急ぎの仕事以外でパソコンに向かう時に椅子代わりに使ったりもしている。ステッパーはちょっとサボり気味だけど、テレビを見ながら踏むときもある。でもなにより、去年の10月に始めたホットヨガがちゃんと続いていることが自分としては上出来。足の小指の骨折で約１か月はできなかったけど、それ以外は月４回、欠かさず通った。ダイエット効果はもとより期待していないけれども、下を向くだけで気持ち悪くなるほど肩がこることはなくなっているから、それなりにプラスに作用しているみたい (^^)

仕事がヒマだと、アリオで読書やらなんやらする時間が増える。今日もそうで、上島珈琲店で読みふけったのは「じいちゃんとねこ」。ほのぼの系のコミックス。

買い物を済ませて帰宅後、３本めのレノ織りの整経。なんたって織り図もサンプルもたくさんお借りしているし、１本織るのにかかる時間が格段に短いし、楽しく織れるものだから、次々にやりたくなってしまう。今は亡き最初の先生から譲って頂いた犬山紬の絹糸は、ネットで調べても調達先が見当たらない貴重な糸で、１色１玉ずつしかないから、足りないかもしれないと思うとなかなか使えずにいた。それが今回のレノは、レース織りの一種で隙間があく分、少ない糸で織れるので、やわらかい手触りの犬山紬には絶好の課題。

ブルーと白の１本め、辛子色と茶色の２本めに続き、３本めには同じ辛子色と明るいイエローを選んだ。緯糸を辛子色にすることで、全体の色味を抑えるつもり。

整経をしながら、録画しておいた邦画「あん」を見る。樹木希林さんが素晴らしい。女子中学生の子もとてもいいと思ったら、実のお孫さんだそうな。舞台となるどら焼き屋の主人を演じるのは永瀬正敏で、過去を背負った男にはピッタリ。ほっこりと甘いどら焼きのあんと、ハンセン病に対する差別という重い主題。印象に残る作品。

整経が終わって織り始めてしまったものだから、そのあとさらに、「Dr.パルナサスの鏡」も見てしまう。ちょっと不思議なファンタジー。

３本めのレノには、市松模様のようなパターンが入る。これはこれで、また面白い！