まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-01-15

ようやく絵織りのタペストリーを織り終え、次も絵織りで、今度は大きなサイズのものを織るつもりで、本の中からどれにするかは決めたものの、手持ちの毛糸では必要な色がそろわず、アリオの中の手芸店へ。たくさん糸があっても、結局こうなっちゃうのね。

マフラーなどと違い身につけるものではないので、質よりも色のほうが大事。縦糸には1玉300円のコロボックルシリーズから白と薄紫を選び、横糸にはやや太めのハマナカアメリーからエメラルドっぽい深みのある色をチョイス。横糸には白も必要なんだけど、それは手持ちの糸で間に合うはず。

上島珈琲店に寄り、タペストリーの糸始末。上下の縦糸の端を3本ずつ房に結んだあと、上のほうは1房ずつ毛糸針で表に飛び出さないように気をつけながら織地の中に差し込んでいく。この作業が思ったより大変で時間がかかりそうなので、これより整経のほうを優先しないと、と中断し、食品売場で買い物をしてから帰宅。

ほったらかしできる圧力釜で、白菜と豚肉の煮物を作ってみる。ついてきたレシピブックには載っていないメニューで、水やお醤油、料理酒等の分量はネットで調べてやってみたら、美味しくできたけどおつゆが多すぎた。水も調味料ももっと少なくていいのね。

さて整経。1cmに4本の溝がある4羽の筬で、筬の幅は40cmだから160本まで入るはず、と計算して156本の縦糸が必要な絵を選んだ。ところが、筬に印字されている40cmは外寸で、溝の部分は37cm! ああ、この間違いをたしか前にもしたような…。学習しないわぁ。

37x 4 =148本。外枠との間にほんの少しだけ広い溝が1つずつあり、本来は糸を入れるべきではないその部分も無理やり使うとしても150本でmだ6本余ってしまう。精密に入り組んだ絵柄で、織り図の中から6本も省略するのはとても無理。ええい、仕方がない。左右の余白の溝につめこんでしまうしかない。

縦糸がなるべく無駄にならないよう、織り機にセットできるギリギリの長さに少しだけ余裕をもたせた80cmで、紫は2本どりで溝78本分の156本、白も2本どりで溝77本分の154本。計310本ともなると整経の作業も大変で、かなりの時間を費やし、朝までかかってようやく終了。織り機の幅をめいっぱい使うので、普段使っている道具も幅が足りなかったりして、織るのも相当大変な作業になりそうだけれど、とても美しい柄なので、頑張って仕上げたい!

写真は、タペストリーの一番上の4枚め「ヨーロッパバイソンと鳥」。ポーランドに住む野牛の一種で、ヨーロッパ最大の陸上生物なんだそうな。この絵柄では野牛というよりは熊に近いように見えるけど、写真を検索したらたしかに牛だった (^^ゞ