まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-08-28

連チャンで歌舞伎を楽しんだ翌日はまじめにお仕事お仕事。

もうずいぶん長いこと続いている国別シリーズの和訳を進め、夕方5時すぎにひととおり終了。興味深いのは、中東のとある国に関するもので、戦争敵国の当事者との取引を禁止するという規定があること。現在も戦争中なんだよねぇ。一般常識として知っているつもりでも、一見、無関係のように思える分野にも当然のように「戦争」という文字が表れていることに、いろいろ考えこんでしまった。

6時からWOWOWで、「ブロークバックマウンテン」という映画を観る。カウボーイ2人が愛し合い、一度は離れ離れになってそれぞれに結婚するが、どちらの結婚もうまくいかず、再開してまた逢瀬を重ねるようになり…というBL系で、2人のうち1人は「プリンス・オブ・ペルシャ」の王子だった人。「モーリス」もそうだったけど、2人の温度差が広がり、1人は周りに知られることも厭わず愛に突き進もうとして、現状の生活を守ろうとするもう1人との間に溝が広がっていく。BL系は漫画も含めものすごい数の作品があるのに、女性同士のものは少ないのはなぜかしらん。

続いて観た「クスクス粒の秘密」がすごかった。チュニジアの映画で、家族から疎ましがられ、恋人の家に転がり込んだ初老のチュニジア系フランス人が恋人の娘に助けられ、船を買い取ってクスクス料理の店を出すことになり、そのプレオープンの夜、店内は満席。料理上手な元妻が作った料理を実の娘たちが運ぶ。が、肝心のクスクス粒が入った鍋がない。車から降ろし忘れたらしく、その車で出かけた息子とも連絡がつかない。探しに出る店主。苛立ち始める客達。時間をかせぐため、恋人の娘がベリーダンスを踊り始める。その母親は、料理が苦手なのに見かねてクスクスを蒸し始める。店主はスクーターを少年たちに盗まれ、追いかけるうち、道路に倒れて動かなくなる。激しいダンスに上気する娘の顔。クスクスは届くのか。店主は無事なのか。ハラハラしているところへクレジットが流れ始める。え? これで終わり? どうなっちゃうの? 主人公は生きてるの? えええ???

キツネにつままれたようなエンディングだったけれども、途中の会話とか、なんだかすごく印象に残る作品だった。

先にお風呂を済ませ、全米オープンをじっくり観る。圭くんの2回戦の相手はスペインのアンドゥハル。初戦に続いて圭くん絶好調で、第1・第2セットと連取し、さあこのまま一気に、と思ったら、相手が途中棄権して、圭くん3回戦進出♪ シーズン最後のグランドスラムだから選手も疲弊していて棄権が多い。これって、それだけ選手の負担が大きすぎるっていうことだよね。運営上の問題なんじゃないだろうか。とにかく圭くん、よかった!