3連休の初日もいつもどおりに酵素風呂。まだ寒気が居座っていて気温が低い上に朝から雨で、バスで向かう間、特に冷えがちな太ももを少しでも温めようとジーンズの上からマッサージ。幸い米ぬかはいい感じに温度が高く、汗もよく出た。どこにも寄らずにまっすぐ帰り、米ぬかの匂いが残らないよう全身まるごと着替え、腹ごしらえを済ませてひと息ついたらもう家を出る時間。
まだ雨が降り続く中、千代田線と山手線を乗り継いで田端へ。普段、西日暮里乗り換えで出かけるときは毎回通り過ぎているものの、降りたのは多分、初めて。グーグルマップで道順を確かめてはいたものの、若干の不安を抱きつつ歩いていくと、すでに人が集まり始めているのが傘で分かり、無事に到着。
OTTAVA のリスナー有志による女声アンサンブルのコンサート。結成から十周年を機に行うはずがコロナ禍で延期され、13年目での開催。進行役は斎藤さんで、久しぶりにお会いし、メールをちっとも出さずにサボっていることをお詫びした。遠い昔、まだ声変わりする前に合唱の経験があるという斎藤さんも1曲だけ参加し、大活躍。OTTAVA のプレゼンターでもあるピアニストの本田聖嗣さんも、伴奏とソロの演奏だけでなく、楽しいトークで大いに盛り上げる。かつてイタリアの女性修道院ではトロンボーンが合唱の伴奏をしていたそうで、特別ゲストの宮下宣子さんがトロンボーンでそれを再現し、またトロンボーンの歴史を解説してくださり、とても興味深かった。
合唱っていいよねぇ。私も遠い昔、中学の音楽部ではアルトを歌っていて、高校でも合唱を続ける約束を音楽の先生としていたのだけれど、うちの高校の合唱部は県の大会で上位入賞するような伝統ある部で、シャツのボタンを一番上まできっちり留め、直立不動で歌うスタイルで、その堅さになじめず、入部を断念。その後、まだ勤めていた頃に近所のゴスペルサークルに見学に行ったこともあるけど、「宗教色は一切ないから」という話だったのに、歌ったあとに全員で手をつなぎ、今日1日を振り返ってひとりずつ語る時間があって、ついて行けずにそれっきり。合唱で歌う気持ちよさは、カラオケで歌うのとは違うんだよねぇ。
顔見知りのリスナーさんたちに久しぶりに会えたし、素敵な歌声に包まれてぜいたくなひとときを過ごすことができ、貴重な機会にお誘いいただいたことに感謝。
帰る途中でお腹が空いてしまい、サイゼリヤに寄ってみる。夕食にはちょっと早い時間だったけれど、祝日のせいか大盛況。野菜ときのこのピザと玉ねぎのズッパ。ちょっと前にこのピザを食べきれずに持ち帰ったことが嘘のように、ペロリと完食。間違い探しが新しくなっていて、珍しく1回で10個全部見つけることができた。
帰宅後には、録画と TVer の配信を見ながらニャンドゥティをチクチク。早く暖かくなってくれないかしらねぇ。