まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

コーヒーコーヒーケーキ

明日の絵の教室用にどんなケーキを焼くか、決めかねているうちに前日になってしまい、ネットで気になるレシピを見つけてはブックマークしてあるフォルダーの中から最終的に選んだのが「コーヒーコーヒーケーキ」というレシピ。生地とクランブルの両方にコーヒーを使い、「コーヒー好きにはたまらないケーキ」とのこと。

レシピが決まったところで、まず歯科健診へ。いつもどおりの歯磨きチェックとクリーニングで、お会計が以前は3桁(たしか800円台)だったのに、徐々に上がって今では1500円超え。これも諸物価高騰の影響かしらん。

そのあとガストで、ランチには遅い時間だけど日替わりランチ。食後に図書館で借りたもう1冊、村田沙耶香さんの「変半身(かわりみ)」を一気読み。2篇収録されていて、表題作は、松井周さんとの共同原案で、村田さんは小説で、松井さんは舞台で、それぞれに展開するというプロジェクトの一環だったという。普通に暮らしている人が実は宇宙人(または本人がそう信じている)という設定はこれまでの作品にも何度かあって、今回もそうした設定のもと、最後のほうでほぼ1ページにわたり「ポーポー!」という叫び声で埋め尽くされていて、文章だとただ異様なだけだけれど、舞台で大人数が叫んだら盛り上がるかも、と思いながら読み終えた。でもあとで調べてみたら、原案が共同なだけで舞台版のストーリーはまったく異なるそうだから、「ポーポー!」と叫ぶ場面はないみたい。2つ目の「満潮」は「潮を噴きたい」という衝動の話。そんな衝動を抱いたことがないので共感はできなかったけれど、性にこだわり続けている著者ならではの作品と言えるのかもしれない。

ケーキの材料を買って帰る。いつもどおりお土産用も含めレシピの倍量。サワークリーム180gの倍量が必要で、サワークリーム1つの分量が90gだから4つも買わなくちゃいけなくて、バターも使うから結構コストがかかってしまった。

この「倍量」が私のそそっかしいところで、今回のレシピで指定されていたのは20cmの丸い型。型の大きさによる分量の違いを卵の個数で表すと、15cmで1個、18cmで2個、21cmで3個となるそうで、その丸い型とパウンドケーキ型の2つで焼くとしたら、パウンドケーキ型の分量は変わらないから、単純に倍量にしたらパウンドケーキ型の分量を上回る分が余ってしまうことに考えが及ばなかった。その結果、生地がやたらと多くなってしまい、このまま焼いたら型からあふれるんじゃないかと心配になるぐらい。少しマフィン型などに取り分けることができればよかったんだけど、型に生地を敷き、クランブルをまぶし、さらにその上に生地を重ねているので、途中で取り分けるとバランスが悪くなりそうだし、型2つで天板がいっぱいだったこともあり、そのまま焼いてしまった。クランブルが押さえの役割を果たしてくれたのか、幸い生地があふれることはなかったけれど、生地の厚みがある分、指定の焼き時間では焼き上がらず、アルミホイルをかぶせて5分ずつ2回、追加で焼いてみたものの、まだ不安だったので、パウンドケーキ型のほうだけオーブンから出し、丸いほうはそのままオーブンの中で冷ますことにした。クランブル、ちょっと焦げちゃった…。くすん。

全豪オープンもはや10日目。シナー対ルブレフの準々決勝戦だけ観た。第2セットはタイブレークにもつれ込んだものの、シナーのストレート勝ち。もっと接戦になるだろうと思っていたので意外な展開。しかもシナーは今大会まだ1セットも落としていないそうな。準決勝の相手は、全豪では特に強くて2019年から一度も負けていないジョコビッチ。楽しみな一戦。