仕事が一段落したら、映画を観に行こうと決めていた。観たい映画がいくつかあって、封切り順なら「宇宙人のあいつ」が一番先なんだけど、すでに10日以上経っているせいか、平日は午前中からの上映1回のみで、今日はちょっとそのスケジュールでは厳しかったから、夕方に上映される「岸辺露伴 ルーブルへ行く」を先に観ることにして、NETで予約。
でもその前に、今日は病院に行かないと。コレステロール対策の薬はずっと服用し続けないといけないらしく、薬がなくなる頃に、と前回の診察の際に今日の予約を入れていた。1日1回、夕食後に服用することになっているのだけれど、夕食を外でとったりするとつい忘れてしまい、まだだいぶ残っていたりする。さらに90日分を処方してもらった。
映画の上映開始まで時間があるので、図書館で借りたのにここ数日、仕事に追われてほとんど読めずにいた「ドーン」を読もうと、とっても久しぶりにアリオの中のスタバへ。映画の前の腹ごしらえは軽めのほうがいいから、サラダラップぐらいでちょうどいい。
2時間近く読書に没頭し、時間を見計らってシネコンへ。
ルーブルを舞台にしてはいるものの、とある絵の作者をめぐって江戸時代の絵師が登場し、それも高橋一生さんが演じている。これがもう露伴とはまったくの別人で、橋爪功さんとのトークが秀逸だった「6秒間の軌跡」の星太郎や、「凪のお暇」の慎二なども思い起こし、この人も間違いなく天才だなぁ、と思った。露伴の意識が過去に向かい、いつも以上にミステリアスだったり、過去の事件も陰惨だったりする中で、飯豊まりえさんが演じる泉さんの明るさがとてもいい。
そういえばドラマ版には猿之助も出ていたなぁ。怪演と話題になっていたっけ。
スタバに戻り、100円でブレンドをおかわりし、再び読書タイム。「ゾーン」を読み終えた。「ゾーン」というのは火星探査ロケットの名称で、近未来の物語。様々な新しいテクノロジーが登場し、アメリカの選挙戦や生物兵器など、ちょっと要素を盛り込み過ぎかな。
買い物を済ませて帰宅し、全仏3日目の西岡くんの試合がもう終わっているはずだからWOWOWのオンデマンドで見ようと思ったら、意外にもまだ試合の真っ最中。アメリカのウルフに2セット連取されてから、西岡くんが3セット目を取り返し、4セット目も優勢に進めているところだった。フルセットに持ち込んで逆転勝ち! 素晴らしい!