先月、またしてもヘモグロビンが 0.1だけ不足で献血できなかったので、その後はレバーにデーツ、チーズやヨーグルトも鉄分多めのものを選び、鉄分強化に努めてきた。 先月もそれなりに努力したつもりだったんだけどねぇ。
先月の時点で、前回の献血時から一定期間が経過したのでまた献血をお願いしますというメールに続き、「O型は他の血液型の人にも輸血できるからぜひ」というメールや、「私の自宅の最寄駅の前に近々、移動献血者が行くのでよろしく」というメールも届き、さらには自分で献血できなくても周囲の人に勧めることが協力になるとも書かれていたりして、それだけ血液の在庫逼迫が深刻なんだろうなぁ、と思っていた。そうした呼びかけの成果なのか、15時の予約に合わせて有楽町の献血ルームに行くと、いつもより混雑しているような。
いつもどおりタッチパネルでの問診のあと、無料の自販機で水分補給をしてから血圧を測り、医師による問診を経て予備採血。献血できるかどうかはここで決まる。
前回からの新しいシステムで、採血後、小さなチップの先に少量の血を取り、端末に差し込むと瞬時にヘモグロビンの数値が表示される。どうか基準値の12.5をクリアしていますように … ドキドキ。果たして? 表示された数値は13.1。余裕でクリア! よかったー。
さらに3種類のブリックパックの中からひとつを選んで水分補給をした後、ベッドに横たわって400ml の採血。少し腕が冷えていたのか、ホットパックを握らされた。ホッカホカで気持ちよかった。
前に一度だけ、採血がスタートした直後にスタッフが動いたときに機材の台が揺れ、針先がずれて中止せざるを得なくなったことがあったんだけど、今回はまったく問題なくスムーズに終了。
アイス用の木べらを渡され、チョコレート味を選んでホットコーヒーと一緒にさらなる水分補給をしていると、献血カードの返却と同時に、女性アイドルグループの写真がどーんとプリントされたクリアファイルと、ワイヤレスイヤホンまでもらえる大盤振る舞い。このクリアファイルは私にはちょっと … と辞退しようとしたんだけど、やんわり却下されてしまった。また、有楽町献血ルームが10周年だそうで、渡された用紙のクイズに答え、奥のコーナーでゲームに参加すると記念品がもらえるからぜひ、と勧められたけど、パスしてしまった。
メダルも渡され、お菓子の自販機からひとつ選ぶことができる。水分補給用の自販機はすべて無料で、私は献血の前後に1杯ずつしか飲まないけど、雑誌や新聞も読み放題で、コンセントの使用も自由だから、スマホを充電しながら紙コップを何個も重ねている人も見かける。献血してもらうためにこんなにコストをかけていいのかと、逆に心配になっちゃう。
なにはともあれ、無事に献血できてよかったー。