まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

作品展初日

荷物が多いので駅までバスで行くつもりが、ネット上の時刻表を見間違えたのか時間が合わず、仕方なく駅まで歩く。重いー。

ベックスのモーニングで腹ごしらえをしてから銀座の幸信ギャラリーへ。すでに運び込まれていた絵をひとつひとつ箱から出す大変な作業を I さんWさんが終えてしまっていた。もっと早く行くんだったー。

先生もいらして、まずは大体の場所決め。窓辺のテーブルに私の手芸作品を置かせてもらうこともあり、入口から窓辺につながる壁に私の作品、その反対側にWさんの作品、その延長線上のやや長い壁に出展数の多い I さんの作品というのがほぼ毎回の定位置となっていて、残りの壁のうち、窓辺と反対側の一番奥に先生の作品、入口から奥に続く壁に今回のゲストであるドイツ人の女性アーティスト、Eさんの作品。それぞれの場所に並べる絵の順番も先生に決めて頂き、ワイヤーで吊り、位置調整。私が用意していった作品ラベルを貼り、ライティングの調整も先生にお願いして、その間に私は手芸コーナーの飾り付け。今回は持ち込んだ点数が多すぎて飾りきれなくなりそうだったのだけれど、ニャンドゥティのモチーフは光を通すといっそうキレイなので、窓ガラスに貼ることでスペースを節約できるだけでなく、ひとつひとつのモチーフを広げた状態で展示することができた。

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ひととおり終わったー、と思ったら、私ってば、Eさんの名前のスペルを間違えてしまっていた。確認したつもりだったんだけどなぁ。ポーランド系でドイツでも珍しい名前だそうで、「ドイツでもよく間違えられるから気にしないで」とペラペラの日本語で言ってくれた。ブランクの用紙も用意していったので手書きすることも考えたんだけど、「誰も気づかないだろうからこのままで」とEさんが言うので、ひとまず今日だけこのままで、明日までに私が作り直してくることになった。大事なお名前を間違えてしまうなんて失礼よねぇ。猛省。

「あれ、羊の絵は?」とWさん。え? あ、あれ? 私の羊の絵がなくてラベルが余ってしまっていた。えっとえっと、と考えるに、羊の絵は一番最初に額が決まって、安心して教室の奥の棚にしまい込んでしまい、そのまま手を触れていないような…。が~ん。

でもまぁ、今回は小さい絵も含め5点が並び、スペースの配分がちょうどいいバランスなので、羊は次回でいいかな。自業自得だし (^^ゞ

そんなこんなでバタバタしつつ13時半頃に準備完了。これまでの作品展では一度も集合写真を撮ったことがなかったのだけれど、Eさんのご主人がぜひ、とのことで記念撮影。そうこうしているうちに14時のオープンが近づき、一番乗りのお客様をお出迎え。

中学時代の同級生3人も来てくれて、来られなかったもうひとりの分も、とニャンドゥティのくるみブローチ4つを念入りに選んでお買い上げ。毎回いらしてくださる I さんのお客様は、前々回のモヘアのバラのブローチを付けてきてくださり、「またバラの色違いもほしかったのに」と言いつつ、お孫さんの分も、と端切れのブローチを5つも。ありがたいわー。

初日とあってにぎわっていたのだけれど、残念ながら時間切れ。申し訳なくて後ろ髪を引かれつつ、歌舞伎座に向かう。