アルパの先生と待ち合わせ、ニャンドゥティの先生と合流し、日野市の万願寺交流センターへ。まずは展示室へ。この展示の準備をしたのは4月2日だったから、もう1か月以上も経ってしまったのねぇ。あらためて見ても華やかでキレイだわー。
展示室と廊下でつながっている和室は、20畳のたたみをフローリングの通路が囲む広々とした作りで、3面が床から天井までの大きなガラス窓。換気のために開けていると風通しがよく、公園の中にあるので草木の緑も目に優しく、とても気持ちのいい空間。こんなに広いのに使用料は午前400円、午後500円と格安。うらやましい!
まずはアルパの先生のミニコンサートに向けて椅子を並べ、受付には販売用にニャンドゥティのブローチやヘアゴム、ブレスレットなどを準備。私が作ったビーズ入りのブローチも30個余り。
料金わずか500円で予約制。お客様はみな普段からこの施設を利用している方ばかりなのでお互いに顔なじみ。すぐに賑やかなお喋りが始まる。黒一点のおじさまが「変なところへ遊びに行かずにちゃんとここへ来たという証拠に奥さんに買っていくか」と選んだのは、赤と緑でクリスマスをイメージしたはずが黄色を足したばかりにメキシカンになってしまったブローチで、そのおじさまはなんとあだ名がアミーゴだと言う。すごくない? というか、それほどメキシカンっぽかったってことかしらん。
写真がプロ級のメンバーがあいにく都合が悪くて来られなかったので、コンサートの様子を私がスマホで撮影することになったんだけど、お客様の頭越しになってしまうのでイマイチ。あまり拡大するとボケちゃいそうだし。でも幸い、ニャンドゥティの先生が最前列向かって右のベストポジションで素敵な写真を撮ってくださっていた。良かったー!
華やかなニャンドゥティのドレスで、時節柄マスクをしながら、バラエティ豊かな選曲で約45分のコンサート。終了後、希望者にはアルパを構えて写真を撮ったりもできるサービスも。
慌ただしく椅子を片付けテーブルを出し、ニャンドウティのワークショップの準備。コンサートからそのまま参加される方もいれば、今回はワークショプだけで、コンサートは次回という人も。こちらも皆さま顔なじみなので和気藹々。
事前に直径4cm弱の丸いモチーフの土台の糸だけを張った枠を配り、ニャンドゥティの先生がご用意くださったたくさんの糸の中から好きな色を選んでもらい、花びら4枚のパンジーのモチーフを作成。中には2色で向い合わせの2枚ずつ色を変えたいとピンクの濃淡を選んだ人もいて、その方はすでに次回のワークショップも申込済みで、次はブルーの濃淡にしたいと。初めてなのに意欲的、と思ったらこの施設でソーイングを教えていらっしゃるそうな。納得!
それぞれにモチーフをチクチクし終えたら、丸く切り取り、それぞれの好みでブローチにしたり、ヘアゴムにしたり。この施設を紹介してくださった方がニャンドゥティのしずく型のピアスをしていらして、それも作ってみたいという声が上がった。ニャンドゥティの輪が広がっていくのは楽しくて嬉しい。
全員が作り終えたところでワークショップは終了。片付けを済ませ、一段落したところでアルパの先生にあみぐるみのトイプーをプレゼントしたところ、「モモコ~!」と愛犬の名を呼んで喜んでくれた。思ったように巻き毛にならなかったことを伝えると、モモちゃんはわりと直毛タイプだから、まさにこんな感じ、とのこと(気を遣ってくださったのかもしれないけど)。モモちゃんは、もう何年も前に油絵に描かせてもらったこともあり…と、ここまで書いていつだっけ? と調べてみたら2006年の前半。もう16年も前! モモちゃん、元気でいてね。
国立に戻り、駅前近くのロージナ茶房へ。1954年開業の有名な老舗だそうで、長いこと国立に通っていながら訪れるのは初めて。というのは、メニューのほとんどがメガ盛りで、小盛りじゃないととても食べきれないんだそうな。特にパスタとカレーは特大だそうなので、カレーソースのインデラドリアにしてみた。熱々をフーフーしながら頂く。食べても食べても減らない気がするも、美味しいからスプーンが止まらず、時間をかけて完食。食べ終える頃、近くのテーブルの若者グループが注文したカレーが出てきて、なるほどこれが、とそのボリュームに圧倒された。
イベントの写真は皆さんのお顔が写っているのでNGとして、ドリアの写真だけじゃ寂しいので、せめて案内ハガキの写真ぐらいは。
21時近くに帰宅。夜遅い時間にマドリード・オープンの準決勝戦。昨日の準々決勝でナダルを下した新鋭アルカラスがジョコビッチと対戦し、第1セットはタイブレイクの末にジョコビッチ、第2セットを7-5でアルカラスが取り返して勝負はファイナルセットへ。さらに白熱した展開でまたしてもタイブレイク。最初にアルカラスのほうがミニブレークでリードし、そのままリードを譲らずジョコビッチに勝ってしまった。2日前に19歳になったばかりで、2年前には400位台だったのがトップ10入りを確実にする快進撃。恐るべき才能。まだ決勝戦が残っているけれど、ナダルとジョコビッチを続けて破った勢いは止まらないんじゃないかしらねぇ。