歌舞伎座からの帰宅後、OTTAVA.TVでウィーン国立歌劇場の「ラ・ボエーム」を鑑賞。明日は昼の部だから、そのあとでもいいんだけど、26日の午前3時までと期限が迫っているし、すでに生中継ではないのでプレオープニングや休憩の部分を早送りすれば2時間ちょっとだから、観られるときに観ておこうかと。
パリを舞台に、クリスマス・イブの場面から始まるので、欧米ではクリスマスの定番とされている作品。メトロポリタン・オペラのライブビューイングでも2つのシーズンで上映されていて、オペラは演出しだいでまったく別の作品のように変わってしまうのに、この作品はどちらの劇場も「永遠の定番」と言われるゼフィレッリの演出。
ロドルフォとミミの両方が予定とは違う配役で、特にロドルフォの交代は直前に決まったそうな。ステファン・ポップのロドルフォにイリーナ・ルングのミミ。代役だなんてとても思えない素晴らしい舞台だった。
観ながらチクチク。ニャンドゥティのくるみブローチは新柄に行き詰まっていたのだけれど、何も新柄にこだわることないか、と前に作ったものをアレンジしてみることにした。
左上のエンジのが原型。右上がアレンジその1で、中心に円を入れたのは正解だったんだけど、外の紫が布地の色に近すぎてしまった。
左下がアレンジその2。その1の改良版のつもりで、その1の外側に使った青みの強い紫を土台の糸にして、外側は明るめの紫に替えてみたんだけど、それでもまだ布地の色に近すぎた。
そして右下がアレンジその3。このぐらい布地の色とコントラストを強くしないと模様がくっきり浮かんでこないのねぇ。
あえて同じ布地でいろいろやってみたんだけど、この模様、どうかしらねぇ。配色次第で良くなるかしらん。