まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

歌舞伎座 昼の部

f:id:maru99:20190123103611j:plain魁春の千歳、芝翫の三番叟による「舌出三番叟」でおめでたく始まり、続く「吉例寿曽我」では昨年復帰を果たした福助が工藤の奥方を勤め、息子の児太郎が舞鶴を弟の芝翫が五郎、甥の七之助が十郎と親族が揃い、これまたおめでたい一幕となった。
「廓文章」では、幸四郎の伊左衛門に七之助の夕霧。幸四郎が初めてこの役を演じたときは上方らしさが乏しいと感じたけれど、はんなりと柔らかく、さまになっていた。東蔵の喜左衛門に秀太郎の女房おきさ。彼女の音頭で、観客も一緒に上方風の手締めでめでたく幕。
最後に白鸚が出て「一條大蔵卿」。魁春常磐御前、梅玉の鬼次郎、雀右衛門のお吉、錦吾の勘解由、高麗蔵の鳴瀬。しっかり観ていたつもりだったんだけど、途中でちょっと意識が飛んだ(^_^;)