まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-09-23

今日も朝から雨。昨日ほど大雨ではないものの、よく降るなぁ。

パソコンメーカーのサポセンに電話。メールでの指示に従い診断プログラムはすでに実行済なのに、今度は診断ツールを実行しろと。いや、パソコン本体の問題ではなくキーボード自体の問題のはず、と行ったんだけど、手続上必要なんだそうな。結局問題は検出されず、純正キーボードを提供するとすれば、約1万5千円かかると。そんなにするのかぁ。今キーボードを新たに購入しても、パソコン本体がすでに6年めだから、いつ買い替えが必要になってもおかしくないからなぁ…と思うと購入を即決する気にならず、USBハブを購入したもののマウスもキーボードも反応しなかったことを伝えると、またしても他社の製品については何も言えないと。…そればっかり。思わずため息をつくと、「USBポートはパソコンの背面にも3つありますが」と思いがけないひとこと。へ? そうなの?! パソコンを回転してみると、あああ! ある! 知らなかった! 何日も解決しないでいる間に木製キーボードに慣れてきてしまったから、ポートの不足さえ解決されれば、しばらくはこれでしのげてしまう。メールで問い合わせをしている間にもさんざん「ポートがマウスとキーボードとプリンタでふさがっているから」と書いていたのに、どうしてもっと早く背面のポートのことを教えてくれなかったのかしらねぇ。ともかくお礼を言って、電話を切る。

で、マウスとキーボードを背面のポートに接続…してみたんだけれども、反応しないんだ、これが。ただ、てことはやっぱりUSBハブの初期不良ではないと思われるので、今度はハブのメーカーのサポセンに電話をして、交換をキャンセル。今日にも発送するつもりで梱包も済ませていたのに。

と、ここまでで時間切れ。歌舞伎座の夜の部へ向かう。

久しぶりの「吉野川」を吉右衛門の大判事、玉三郎の定高、染五郎の久我之助に菊之助の雛鳥という目にも耳にもごちそうだらけの配役で観る幸せ。日本版ロミオとジュリエットとも言われる作品で、物語をすっかり分かった上で観ていても涙が…。首だけの嫁入り、雛人形の川流し、と泣かせる要素が満載なんだもの。大判事はともかく、今他に定高ができるのは…と考えた時、藤十郎しか思い浮かばなかった。老役の払底は女形でも深刻なのだとあらためて実感。

「らくだ」と言えば亀蔵とすり込まれているので、亀寿の死人ぶりが新鮮。染五郎の屑屋久六も、悲劇の二枚目からの大変身で、お酒で豹変するところも鮮やかだった。ただ全体がカラリと明るくいかないのは、松緑の持ち前の影のせいかなぁ…。妹役の米吉が語る実家のごたごたも、本筋とは関係ないから、ないほうがスッキリするように思った。歌六の因業大家と東蔵の女房はさすがの腕前。

最後は、玉三郎が若手をずらりと従え、「元禄花見踊」で華やかな幕切れ。

帰宅後、パソコン背面のUSBポートにワイヤレスマウスの端子と木製キーボード、プリンタを接続し直して起動したら、3つとも問題なく動作してくれた。結局、USBハブは必要なかったなぁ。左右の3つのポートが空いて、当面の問題は解決。あとは木製キーボードにもっともっと慣れるだけ。すったもんだがようやく解決して、ひとまずホッツ。