いつもなら歌舞伎を観るのは千秋楽近く。でも今月は海老蔵復帰で、できれば初日に観たかったのに、チケット購入に出遅れ、松竹のサイトではチケットが取れずに、ぴあで取ったのが今日のチケット。
昼の部最初の一幕は澤瀉屋一門の「千本桜」鳥居前。7月は決まって猿之助の責任興行だった時期の名残か。
そしていよいよ「勧進帳」の富樫で海老蔵が復帰。ブランクをまったく感じさせない。弁慶は團十郎。父子共演での復帰というのが嬉しかった。
海老蔵は引き続き「楊貴妃」にも出演。「源氏物語」の光源氏を思わせる高貴な美しさ。やはり得難い人だなぁ、とあらためて思う。
そのあと渋谷に移動。実は今日は、歌舞伎と落語のハシゴで、会場のCCレモンホールは初めてだったので、まずは場所を確認してから、時間までホール近くのスタバで過ごす。
チャリティ落語会「落語の力」は、三遊亭王楽さん、ナイツ、桂歌丸さん、三遊亭小遊三さん、休憩をはさんで、ちょっと異色の渡辺正行さん、立川談修さん、そして立川志の輔さんとバラエティ豊かな顔ぶれ。渡辺正行さんは大学の落研で志の輔さんの後輩だったそうで、出囃子に乗って現れた時には会場がザワザワしていたけれど、どうしてどうして、「これしかできない」という古典中の古典「時そば」はステキに面白かった。他の皆さんももちろん面白くて大満足。王楽さんデザインの手ぬぐいを購入してチャリティーにも参加。
すっかり遊んでしまったので、夜なべ仕事に備えてモスバーガーの夏限定メニュー「黒カレー」のナンで遅い夕食。帰宅後は仕事に専念。頑張らねば〜。