朝までかかってようやく手織りを織り上げたあと、糸始末を済ませ、織り機にかけた経糸その他をはずして織り機をまっさらにした時点ですでに午前8持を回っていた。
今から寝てもなぁ…。それにこの状態で手織教室に行っても何も進められなくて時間を無駄にしてしまう。やっぱり整経していかないと。
ってことで寝るのはあきらめ、それから糸の選定。近所の手芸店やネットではほとんど手に入らないエジプト綿をみんなの分まで一括注文して、わざわざカセから玉に巻いてきてくれたお仲間のおかげで、細くてきれいなエジプト綿が手元に4色。その中から量が十分に足りそうなグレーを経糸に選んだ。
100センチ×176本とかなり必要なのでちょっと心配だったけど、玉は小さくても糸が細いから思った以上に長さがあって、2玉用意していたのに1玉の3分の2ぐらいで足りてしまった。てことはわずか200円ぐらい。なんて経済的!
計り終えた経糸を織り機にかける作業の途中まではできたけど、176本を1本1本、長(おさ)の溝に通していく作業まではとても時間が足りそうにないので断念。ひと息ついたらもう家を出る時間。やれやれ。
幸いバスが空いていたので後部座席に手織り機を置いて座ることができたんだけど、それがかえってリスキーだった。なんたって一睡もしていないものだから、乗るのは15分足らずなのに、いつのまにか寝入ってしまい、ブザーの音にハット目が覚めるとまさに時分が降りる停留所。同じところで降りる人がいてくれて助かった〜。
ひとりだけ体調不良でお休みだったけれど他の5人はそろい、受付の方がわざわざクーラーを使うように言いに来てくれたので、とっても快適。私は近所で買った山形県のサクランボを持参し、他の方からもお菓子の持ち寄りがあり、さらには先生からご主人が畑で作ったという採れたてのインゲンをどっさりおみやげに頂いた。
もちろん肝心の手織りもしっかり進め、4時前におひらき。帰りのバスは混んでいたので寝過ごすおそれはなかったものの、携帯電話に仕事のメール。またしても大急ぎの案件だって。あうう。やっと仕事がはけたと思ったのに、手織りで徹夜した翌日にもう仕事が来ちゃうなんて〜。ガックリ。
コンブリオを聴きながら2時間ほど作業をしたけれど、夕べ寝ていないのに明日は海老蔵復帰の演舞場だから早寝しないと。辰巳さんの続報はいまだになく、とっても心配。