まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-11-18

第一火曜日は手織教室。長いマフラーを織り終えるのがやっとで、次の課題の整経までは手が回らなかったのと、みんなでまとめて注文したエジプト綿を分ける作業があるので、織り機の代わりにかせくり器を持参。

まずはマフラーを見て頂く。先生がテーブルセンターとして織ったサンプルに比べて、コントラストの強い明るい配色になってしまったのだけれど、マフラーならかえってこのほうがいいと言ってもらえた。3本ずつ房結びにしただけの端糸をさらに2房ずつねじって太い房にする作業をちまちまと。

仕事の都合で毎回やや遅れて参加のメンバーがエジプト綿を携えて到着。各自の注文ごとに分けてくれていて、1つを2人で分けるカセをその場でかせくり器で玉にする。均等になるように、と秤を持参してくれたメンバーがいて、目分量で半分ぐらい巻いたところでカセをはずして測り、しっかり分けた。いつもは自宅で粛々と進める「い〜と〜マキマキ」も、みんなでやるととっても楽しい。

メンバーのひとりが連絡もなく欠席で、先月だったか、5針も縫う怪我をしたばかりなので、また何かあったんじゃなければいいけど、とみんなで心配していたら、帰宅後にメールが届き、お孫さんが訪ねていらしてバタバタしていたら、あっという間に夕方だったと。何事もなくてよかったよかった。

以前、経糸がブチブチ切れて断念した「よろけ」のマフラーに再挑戦するつもりで、候補の糸を持参し、先生に見て頂いたところ、シルクの犬山つむぎなら大丈夫だと。それで帰宅後に早速、整経作業。ところが、2メートル強の経糸をすべて筬に通したあと、巻き取ろうとした時に引っかかり、ブチッと1本切れた。あうう。仕方なく巻いたのをほどいて補充し、再び巻き取る途中でまた筬にひっかかり、別の1本がブチッ。そんなぁ。いや今回はあきらめない。再度ほどいて補充し、慎重に慎重に巻き取る。セーフ。しか〜し、緯糸の配色に悩んで、数センチ織ってみてほどいて、別の色に替えて織り直し、それでも気に入らなくて、再度ほどこうとしたら、からんだ毛足を引き剥がしたことで傷んで、またまたブチッ。が〜ん。

よっぽどこの織り方と相性が悪いのかしらねぇ、と凹みつつ、また経糸を巻き戻して補充し、巻き取り直す。これを繰り返すたびに経糸が不揃いになり、少しずつ切りそろえていたものだから、だいぶ短くなっちゃったかもしれないなぁ。

ようやく配色が定まり、通常どおりに織り始めたら、以前のように摩擦で擦り切れるおそれはなさそうで、至って順調に十数センチ進んだ。これなら大丈夫そう! あきらめないでよかったぁ。