まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-04-25

8時起き。9時すぎに家を出て、1駅先の区の施設へ向かう。手織教室のために4月分を申し込んでいた施設の貸出が節電を理由に中止になり、5月以降も未定だったところ、臨時の抽選会が行われることになったという通知が届いた。計画停電がひとまず中止されたからね。前回の抽選会より大人数だったのでまたどこかとぶつかるんじゃないかと心配したけど、幸い希望通りの日程がとれてスムーズに終了。そのあと使用予定の部屋を見せてもらったら、広さも設備も申し分なく、窓が大きくて明るい。いい感じ。でも案内してくれた方の説明によると、冷房の必要な時期になったらまた貸出が中止になるかもしれないとのこと。そうだよねぇ。まぁ、その時は手織りも夏休みにするしかないかぁ。

一度家に帰って仕事をすることも考えたのだけれど、かえって疲れそうなのでやめた。まずは北千住のスタバに落ち着き、久しぶりに本を開く。初体験の堂場瞬一作品は「雪虫」。長いこと今野敏作品しか読んでいなかったから、とっても新鮮。武道系以外の今野さん作品をほとんど制覇して読むものがなくなってしまった I さんが次にはまっているのが堂場さんで、もうずいぶん前にお借りしたのになかなか時間がとれずにいた。すでに10冊も出ている人気シリーズの主人公、鳴沢了と初対面。

そのあと銀座に移動して、中華のお店で腹ごしらえを済ませた後、めずらしくでぱーとめぐり。もうすぐ I さんのバースデーなのに、まったくアイデアが浮かばくてもうどうしていいやら途方にくれてしまい、とにかく歩き回ってみることにしたのだけれど、なんにもアンテナに引っかかってくれなくて、そのうちだんだん疲れてきてしまった。これから演舞場の夜の部なのに、しかも最初の幕が大時代なのに、歩き疲れて居眠り、なんてことになったら困るなぁ、となかばあきらめかけたところへ、ふと目に止まったモノが。う〜ん、どうだろう。悪くない気がする。ドンピシャではないけど、及第点かなぁ。ひとまずこれに決〜めた♪

そのまま東銀座まで歩いて、演舞場の近くのスタバでひと休み。やれやれ。まずいなぁ。やっぱり眠くなってきちゃったよ。

昼の部が終わって帰っていく人の列が通りすぎていくのを見届けてから演舞場へ。久しぶりに知人と遭遇。最近めったに会わないのよねぇ。ご贔屓の役者さんが出演していると何度も通う方なので、「何回目?」ときいたら、8回目だって! すごすぎ!

心配だった時代物「絵本太功記」は、以前ほとんど起きていられなかった前科があるんだけど、今月2回目の團菊顔合わせだったおかげで眠くなかった。配役によるんだよねぇ。「大蔵卿」の鬼次郎には大きすぎる團十郎の器がこうした役にはピタリとはまる。

「男女道成寺」は松緑菊之助コンビ。2人とも白拍子として踊っている間はついつい菊之助に目が行ってしまう。ずらりと並んだ所化の中で、マルコメみたいなカツラが誰より似合うのが萬太郎クン。

そして今月の幕切れは、騒々しい長屋の連中のすったもんだがいつ観ても楽しい「権三と助十」。苦労人の家主を演じるのは左團次さん♪ 猿回しの与助は秀調さんでしか観たことないんじゃないかなぁ。梅枝クンは若衆もいいなぁ。うっとり。

大満足で劇場を後にし、帰りの車内でも「雪虫」を読み続け、あと少しで読み終わるところで自宅の最寄駅に着いてしまったので、迷った末にマクドナルドで読み終え、それから帰宅。どうしてガマンできないのかしらねぇ。

遊んだあとは、お仕事お仕事。すでに終わってしまった今夜のコンブリオをオンデマンドで聴きながら英訳を進める。なんだか長い1日だわ〜。