まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-04-07

朝まで理科系の英訳と格闘し、すっかり明るくなったところでお風呂でしばしリラックスしてからひと寝入り。でもなぜか2時間ほどで目が覚めてしまい、無理やりもう1時間。

今日は午後に、今の案件を受注する前にネットで予約してしまった東北応援のチャリティーコンサートがあって、コンサートの趣旨を考えるとキャンセルするのはなんとも申し訳ないので、まずは出かける支度を済ませておいて、ギリギリの時間まで英訳を進める。

午後1時ちょっと前に家を出て、向かった先は根津駅から徒歩2分の不忍池ふれあい館。頻繁に通ってはいてもほとんど降りることのない駅なので新鮮。地下のホールにはもう人が集まり始めていて、受付を済ませるとほどなく開場。たまたまドアの近くにいたのですぐに入れて、最前列はさすがに気後れするので2列め。ピアノを弾く指が見えるように左寄りの席。

席数150余りの小さなホールで、予想以上の盛況だったのか、開演前に椅子を増設。演奏するのは仙台国際音楽コンクールピアノ部門の出場者で、発起人となった女性出場者の挨拶は、コンクールのためにホームステイもした仙台への想いがあふれ、この状況で演奏家として何をすべきか真剣に考え真摯に取り組んでいる姿勢に、思わず胸が熱くなる。6人が出場予定のところ、当日の朝にぜひにとかけつけた人もあり、また今日のために自ら編曲した曲を初披露した人もあり、まだ若い演奏家の皆さんの真っ直ぐな想いが伝わってきて、ああやっぱり来てよかった、と心から思った。

至近距離な上にステージが客席と同じ高さのせいか、コンサート会場でこれほどピアノの音色を身近に感じたのは初めてで、寝不足なことなど思い出しもしないぐらいに夢中で聴いた。素晴らしかった。もうすっかり感動しちゃって、開演前にも募金したのに帰りにもまたしちゃった (^^ゞ

応援のつもりで出かけたのに、かえってこちらのほうが励まされ、仕事で疲れぎみだったところへしっかりパワーを注入してもらった。おかげで帰宅後、かなりの集中力で仕事が進み、日付が変わる前に3つめの書類を完成させて送信。ふぅ〜。

まだまだ先は長いけど、今日の演奏を思い出せば頑張れそう!