明け方まで手織をしていたので、ゆっくり起床。ベッドの中で大きく伸びをし、首、手首、足首を回してみたり、両脚を上げてぶらぶらしてみたり。歳のせいか筋肉痛はすぐにではなく数日後に出るかも、とまだちょっと警戒していたのだけれど、今回はその心配もなさそう。
今日は豊洲シビックセンターホールで、OTTAVA のクリスマスコンサート。斎藤さんが自他ともに認める強力な雨男で、夕方から雨という予報なので、おしゃれは二の次。防寒重視で、全席自由のため早めに家を出る。
17時半すぎに到着すると、すでにもう20人ぐらいのリスナーが集まっていた。17時45分に5階へのエレベーターとエスカレーターが運行を開始し、18時に開場。開演は19時。残念ながら完売には至らなかったようなので心配だったのだけれど、思ったより空席が目立つことなく、司会の斎藤さんからも「ほぼ完売」とのご報告。
プレゼンターでもある本田聖嗣さんのピアノソロで始まり、イタリア関連の曲をいくつか。続いて同じくプレゼンターのアリーさんこと飯田有抄さんと鍵盤ハーモニカ奏者の菅谷詩織さんとが「一番町小町」というユニットを結成し、アリーさんのトイピアノと鍵盤ハーモニカとの儚げで愛おしい音色が広がる不思議な世界。
そのあとはギターデュオの「いちむじん」の演奏。ラ・フォル・ジュルネでもおなじみの2人だけれど、宇高さんが今年いっぱいで卒業し、来年からは山下さんと新たに加わる4人のメンバーでやっていくとのことで、オリジナルのデュオとしては残り少ない貴重なステージ。彼らの演奏中に背景の壁が開き、窓の向こうの夜景とガラスに反射する客席の風景が重なり、幻想的な雰囲気。ジャンルにとらわれない幅広いレパートリーのうち、特に印象に残った曲があり、休憩時間にその曲が入ったCDを1枚だけ厳選して購入♪
休憩後の第二部はSINSKEさんのマリンバでスタート。マレットと呼ばれるバチに厚い布をかぶせ、ごく小さく柔らかな音色から賛美歌が始まり、徐々に大きくなっていく。マリンバがこれほど表情豊かな楽器だったとは! タンゴにチック・コリアにクリスマスソングにと、こちらも幅広い選曲で楽しませてくれた。
続いてソプラノの辛島小恵さんを迎え、ピアノは再び本田さん。オペラのアリアを中心に、美しい歌声をたっぷりと。最後は全員が登場し、小恵さんのリードで客席も一緒に「きよしこのよる」を合掌。ここまででプログラムは終了で、アンコールとして、アリーさんと本田さんが「ホワイトクリスマス」を連弾。楽しかったぁ!
コンサートの様子はハイレゾで録音されていて、クリスマスイブとその翌日にネットで配信される。当日来られなかった人はもちろん、私も絶対もう一度聴くつもり (^^)
予報どおりの雨の中、10時半すぎに帰宅。寒〜いから今夜は早く寝ちゃおうっと ☆