まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-07-20

昨日の歌舞伎座夜の部に続き、今日は豊洲シビックホールにて、OTTAVA のサマーコンサート。といっても夜なので、昼間は避暑をかねて上島珈琲店で読書タイム。図書館で借りた本があまりにも荒唐無稽だったものだから、本格的なミステリーを読みたくなって、夕べ北千住駅構内の東武ブックスに寄ったら、前に何冊か読んだことのある誉田哲也さんの「ケモノの城」という文庫本が絶賛オススメ中だったので買ってみた。それを早速、読み始める。うん、さすが誉田さん。とっても期待できそう。

一度帰宅し、着替えて再び出直し、まずはベックスのジビエプレートで腹ごしらえ。鹿肉と豚肉とのテリーヌがなかなか気に入っている。

有楽町線に乗り換える際にリスナーさんにお会いし、一緒に豊洲へ。開場時刻まで余裕があるのでお散歩しましょう、とお誘い頂き、ウォーターフロントへ。うわぁ〜! こんなに気持ちのいい場所が近くにあるなんて知らなかったわー。方向音痴ゆえにひとりで散策なんてしないものだから (^^ゞ お誘い頂いてよかったわぁ。感謝。

18時開場で19時開演。OTTAVAのプレゼンターでもあるピアニストの本田聖嗣さんとバリトン歌手の柳瀬大輔さん、チェリスト柏木広樹さんとピアニストの光田健一さんのユニット「二人旅」、そしてバイオリニストのNAOTOさんとピアニストの榊原大さんという多彩な顔ぶれで、なんとその全員が藝大出身で、しかも本田さんと柳瀬さんは中学時代からの同級生だそうな。また、今日はたまたま柏木さんのお誕生日ということで、客席からお祝いコールのあと花束の贈呈もあり、和やかなひととき。皆さんトークも楽しくて、特にNAOTOさんと大さんのやりとりはもう最高。NAOTOさんのバイオリンに合わせ、大さんがピアノの鍵盤の下側、底板(?)の部分を下から両手でバンバン叩く場面もあり、こんな演奏もあるのねぇ、とビックリ。最後には、ステージ側から客席をバックに記念撮影。楽しかったぁ♪

人工呼吸器が必要なリスナーさんが5月のラ・フォル・ジュルネに続き今回もいらして、開演前に斎藤さんから、人工呼吸器の音が若干するけれども、僕自身の咳のほうがよっぽどうるさいぐらいなのでご理解頂きたい、と説明があった。クラシック音楽が大好きでいらっしゃるのに、人工呼吸器のせいでコンサートを聴きに行きたくても会場に入れないことが多いとのこと。たしかに、曲調が静かな時には人工呼吸器の音が聞こえるのだけれど、それがかえって連帯感につながるというか、一緒に同じ音楽を共有している喜びを感じたし、邪魔だなんてまったく思わなかった。通常のコンサートでも普通の人と同じように入れるようになるといいのに。

NAOTOさんのチャールダッシュを脳内リピートしながら帰宅。夜遅くでもまだ暑くて、自宅に着くまでに汗ばんでしまったので、即、お風呂へ。お風呂の中でもチャールダッシュ♪♪